PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

続報 PATEK PHILIPPE WATCH ART GRAND EXHIBITION TOKYO 2023

2023-06-28 | ニュース



奇特な日本人富豪がオーダーした、妙なカラトラバや懐中時計は、いらない、ダサい、人気ない、お金の無駄で、

そういう、いらない個体の例、として晒し見物した吾人も多かったのではないだろうか。

そんな中、

宝飾物以外で唯一、買いたいなぁ、と思ったモデルがこの5178。

友人のミニットリピーターの文字板が、一瞬にして、クソ、に思えた。

ずるいぞ、パテック。

後だしジャンケン。二番煎じ、笑

鳴かぬなら、鳴くまで待とう、パテックス。

とりあえず、7000万貯めないといかん、笑




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ちょっと、マルノウチ、行ってくるから…

2023-06-27 | ニュース



〝ちょっと、マルノウチ、行ってくるから…〟

30年前から、ここ最近まで、私は、営業に行く前に社員にそう告げて、中古ロレックスを買うたびに

メンテナンスで〝マルノウチ〟に足しげく通った。

まるで、お布施を持参して、和尚のありがたい法話を聴きに新興宗教の総本山にでも行くかのように。

その、マルノウチが今月末を以て終了となる。

この郵船ビルに日ロレが移転してからどのくらいの年月かは正確には知らないが、警備員に日ロレから頂いた通行証を見せて

二階のトイレに行って、日ロレの背の高い白人社長の隣で用を足したこともあったっけな。

あの、ひんやりとした空間、高そうな生花を飾った受付ホールの一脚50万円以上する総レザーのフカフカのソファーに潜り込むように座り、

〇〇〇サマ、とツーんと、響き渡る様な荘厳さがなかなか日本の受付にはない教会のような雰囲気が大好きでした。

1990年代にまだ、サブマリーナとGMTの区別がつかない若かりし頃からいろいろな、問答を繰り返したが、円形脱毛症の受付嬢はいたが、不思議

と、大きな声で怒鳴る客なんていなかった。皆、かしこまって紳士淑女を装わなければいけない重い空気があった。

気さくな受付嬢も稀にいたが、次回来店した時はもうその姿はなかった。

いつしか、警備員の横の独立したインフォメーションブースに居た女性も消えてしまった。

ちょうど、マルノウチで、アンケートに回答した直後だった気もするのだが。

亡き父と2回ほど来店した、マルノウチは、思い出の彼方へと、いま旅立とうとしている。

さらば、マルノウチ。

もう二度と、キャバクラなんぞでは満たされない私の心のオアシスは無くなってしまった。

いつか、メーカーで私をロレックススイス本社へご招待していただければ幸でございます、笑

ありがとう、マルノウチ。

あと20年、ロレックスと走り続けたいと思います。

GMTノーマルブルーじゃなくて、メテオを待ってよかったです。






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PATEK PHILIPPE WATCH ART GRAND EXHIBITION TOKYO 2023

2023-06-26 | ニュース





先週、ちっちこちゃんとパテックフィリッペの無料展覧会に行ってきました。

入場料金はタダ、というすごい太っ腹。

老若男女を問わず、実際にパテックオーナーは全体の3パーセント程度と思われるが、アジア人の姿も目立った。


現行品は滅多に買えないので、ロレックスのように、ディスプレイオンリーなんてものは必要はないけれど、買う前の見ていてよかった

モデルがいくつかあり、中でもアクアノートのクロノグラフのダサさは実物を見ないとわからなかったので、すぐに担当者に電話をして、キャンセル

を申し出ました。

今回の日本2023年の限定品はどれもダサく、いらないね、とちっちこちゃんが、私に囁くべくもなく同感しました。


展示会の中で圧巻だったのは、懐中時計が多い中、1950年代製のブレス付きイエローのパーペチュアルクロノ2499、キャリバー13-130でこれはクリ

スティーズやサザビーズなどのオークションでもブレス付きは、なかなかなく、コンディションも良いピースでした。

そして現行品では、ブルーエナメルアラビア数字のミニッツリピーターつき三針時計が非常に美しかったぐらいでした。あとヒカキンのキンキラピッ

カピッカ全面ブレス総ダイヤのノーチラスぐらいです。


2022年秋にリリースした41㎜のノーチラスは、私には1000万円の時計には見えませんでした。なぜ、イエロー無垢のノーチラス41を出さないのか。

基本的に3700/1Jへのメーカ自身の畏怖心がリリースに歯止めを掛けているようです。

だから、イエローの3700/1Jは5000万円オーバーとなっているのでしょう。

ノーチラスのディスプレイの前でパペカレノーチラスを着けた紳士が、腕まくりをして仲間に写真撮影をされていましたけれど、

私は3700/1J、ちっちこちゃんが、ディスコンのブレス付きのイエローパペカレを着けていることに緊張したのか、そそくさと

正規店のエスコート男と、奥のブースに逃げて行かれたことは記憶に新しいことでございました。


ところで、今のパテック人気はカラトラバでもパペカレクロノでも、複雑時計でもありません。

ましてや、アクアノートでもない。

以前のブログでもたびたび話していますが、

1970年代のオマージュとしてのブレスレット一体型(ブレスレットは取り外せたりしますが)の時計かつ、ストーリーとして

のジェンタ師が複合して、ノーチラスで開花しました。

このことは疑いようのない事実です。

だからもっとパテック社は、このノーチラスのストーリーを1つ分ブースを持たせるべきでした。

アクアノートは必要ありません。

ダサいので。

時計コレクターを自負するならば、ノーチラスの3700/1をまず、5000~6000万円程度で買うことを目標としてください。

と友人に言っていますが、国内にストックはないでしょぅから、私の実機を見せています。

10年後には3億円になっているでしょう。

時計は投資対象ではありませんが、有用な消費に他なりませんね。






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ハイッ、その4桁いりません。

2023-06-20 | ニュース




友人のGさんと週末、中野に行ってきた。

最近の4桁はオリジナリティーが重視されるため、基本的に、キレイ、な個体はない。

あったとしたら、ほとんどオールニューだ。

価格を見ればよくわかる。

良心的なお店ばかりで、初心者は、ババを滅多に引かなくなった。

そんな中で、まだ、ロレックスを所持していない友人Gは汚らしい手巻きのオイスターを手に取ってみた。

これってどうかな。

聞いてくる友人Gに私は内心、〝そんな時計、どうでもいい〟と思った。

そして私は3秒後に〝いや当時の手巻きは毎日巻かないと大変だから、パーペチュアルにしたらいいんじゃないかな。4桁なら1600や1500の〟

と言ったが、続けて〝…金無垢の。〟という、いつもの口癖を抑えて、〝…ステンレスの。〟といった。

私は、〝ハイッ、その4桁いりません。〟といい、友人Gは仰々しく店員に手巻きオイスターをお返しした。

1600/8の金無垢は国内にはないだろう。

彼は本当に1600/0を買うのだろうか。

そんなことをグルグルと頭の中を回転させながら、無機質で、壁に無造作に貼られているチラシを見ながら、昭和50年代の校舎に

あるような階段をくだり、

Gipsy Kings - Este Mundo を聴きながら、

https://www.youtube.com/watch?v=aDJXXnA3Pz4


ふたりでブロードウェーを颯爽と立ち去った。








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4桁、SS、GMT1675 下落傾向

2023-06-19 | ニュース

シンガポールのロウ君によると、イギリスのロレヲタバイヤーからの談としたうえで、

〝4桁、SS、GMT1675 下落傾向〟が6月から止まらないと。

嫌な予感がしてならない。

確かに、ショップの店長が、内緒でこのミラー180万円現金で買いませんか、って囁いていた。

巻きオイスターのロングE売ろうかな。130万円ぐらいで、笑

すでに、暴落相場か。

GMTマニア。

はかない夢だった。

結局、アンティークだってデイトナだけなのよね。

私はそう思う。

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