PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

時計にプレミアがつく直前の状況について考察してみる 4

2022-07-29 | ニュース

正直、現行パテックで唯一プレミアムが付いていいのは、素材を問わず3針のノーチラスと、3針のアクアノートだけだ。

でもアクアノートのブレスレット形状といい、ラバーストラップの開閉部の、十字架マークと言い、2000年頃なら間違いなく

不人気なデザインだ。

だから、私は、アクアノートは本来的にダサい系譜だから買わないし、いまでも要らない。

ありがたがっているアクアノートオーナーを見るたびに私は不憫な目をしているのだ。

一方で、ノーチラス。5711のステンレスは買えて280万円。これ以上は限界。また5711のPGはパテックの催事には店頭に並んでいたこと

を知っているので、買えても900万円だろうか。


そんな環境で育ったためか、10年前に友人を通して、現金500万円と交換したのが、3700/1J、1979年販売ギャラ付きだ。

当時、イエロー無垢の3700は、店頭には並んでおらず、すべてオリジナルでホワイト無垢のクラスプも鹿のマークの当時もの

であったため、渋々だったが、友人だから買ってあげた、程度だった。

だから、西郷山にゴールデンレトリバー3頭を連れて、絡まったチェーンと無垢のノーチラスが程よく接触、絡まったりしてブレスの凸凹は

元よりベゼル表面はこすれてガタガタであったので、メンテナンスに出した。

これといってパーツ交換は無かった。


そんな3700イエロー無垢ノーチラス初代ジャンボは5000万オーバーとなっているらしい。

レアウオッチもお金と同じく、人を選ぶ。買ってくれる人を選んでいるとしか私には思えない。

だから、金があるからと言って、プレ値でようやくなんとか買っている人は、本当に世間とコミュニケーションができている

企業人としての成功者、金持ちなのか、疑わしい。

なぜなら、ディスコンチョイスはセンスだから仕方がないにしても、現行で正規品を買えない所がもうダメな人だと一般的に

思われるだろう。

そして、人間的に神様がダメだと思える人には、こういう時計にはめぐり合わせない。

絶対に。

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時計にプレミアがつく直前の状況について考察してみる 3

2022-07-29 | ニュース

ここ10年ほど前まで、エクストラシンではないSSロイヤルオーク15202はギャラ付きブルーが100万円、

SSノーチラス5711/1Aはギャラ箱タグなしで、139万円だった記憶がある。

ジャンボロイヤルオークの初期はヤバイ銀座でしか売っていなかったので買わなかったが、どうせ同じエボーシュがルクルトならいい

と思い、新品で正規からSSエクストラシン160万ぐらいで買ったが、バックルのネジが頻繁に脱落するし、そのたびに修理に出して、

知らぬ間にベゼルがキズ付けられてしまった嫌な思い出がある。

溝無しリューズがステンレスだから巻き上げで苦労するのだと思い、エクストラシンのイエロー無垢をロウ君にお願いしてポールの正規店

からFedExで事務所に送ってもらった。

2019年頃、ロイヤルオークエクストラシンは、外装がすべて二代目テレスドンや二代目ゼットンのようにデップリとした一般ピーなロイヤル

オークとは流通形態が区別され、SS、PGの15202も当時は正規店で販売されていたが(いまはこれらもブティック限定販売)、ピンクは米国で

ホモと間違われては迷惑だし、ゴールド=イエローゴールドが世界標準だから、ブティックに面識のない私は本来、日本で買いたかったのだ

が、買わずに輸入で対処した。

なぜ、性急に私が15202のイエローゴールドシャンパン文字板を買ったかと言えば、このロイヤルオークは出た直後から早々にディスコン、

という噂が、取り扱いの無い正規店から聞いていたからだ。

アワーグラス限定のイエロー無垢グリーン文字板はあったのだが、ローターに砂時計マーク―がエングレイブされてダサかったので無視して

いたので、15202エクストラシンのイエローゴールドがリリースされた際は小躍りし、シャンパン文字板が出たときはね神のお告げを聞い

た気がした。

25年ほどの時計コレクターの経験から、絶対に買わないといけない時計だと感心していたが、正直、これほどまでに並行店価格が上がると

はどなたも考えていなかった時代であった。




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ロレチューバ―テル王の番組について考察する。

2022-07-28 | ニュース


入浴してサッパリしてから、ちっちこちゃんと気が向いたときに観ている。

TV2050。

いろいろなタイプの投稿者やゲストを差配しているテル王氏に毎回視聴していて感心している。

日増しにロレックスの知識を着けている姿は、私の若いころを思い出させる。

テル王氏の仲間の銀座ファイブ中古販売店の経営者と私は狭い地域の同郷らしいと、一昨日知った。

この地域の連中は戦国時代は一揆、百姓の持ちたる国の末裔なので、何についても熱いものを感じている。

最近まで、士族がたくさん住んでいた中心部の人たちを良くは言わない、ところもオモシロイ。

しかし、今ではかつての農家が住んでいた地域に新幹線の駅が建設中で、賑わいを見せているのだから、わからないものだ。

たしかに、その農村地帯でも大昔は電車が走っていたことはあったが。

でも、そういう雰囲気が嫌いで、私は部落を出たのだが、いまでは東京の仲間を連れてミーティングに温泉を利用するだけとなってしまった

。笑

前述の経営者が、熊が出たショッピングモールに出店(フランチャイズかもしれない)していたとは知らなかった。

話は戻るがとにかく、そこの銀座の委託販売が、番組内で紹介している価格が税込み価格で、それに対してお客さんに手渡す価格をストレー

トに言っているのなら、お客さんにとっては日本で一番よい販売先だ。

おそらく、総額表示で話していると消費者は思うだろう。

ようするに、ポッキリ、かどうかが問題だ。

正直、この消費税がらみの捉え方次第で、還元金がまったく違ってくるから恐ろしい。

何分、この委託先のホームページはダウンしていて詳細がわからないからハッキリしたことは言えない。

話は逸れたが、私はテル王氏はじめ、ゲスト、投稿者の、今のロレックス事情を世界で一番よく発信しているその発言がいつも興味深く観察

していることだけは確かだ。

今後の展開とテル王氏が116500LN白を買ったところで迎えるであろう、ラストダンスに期待したい。


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M&Aは、ハイエナの格好のエサなのです。

2022-07-27 | ニュース



オーナー経営者にとってコンサルによるM&Aはやる必要はない。

M&Aの後は、1年間相談役、社会的な公的な地位はなくなり、その後消息不明となる。

そしてハイエナのようなコンサルだけが儲かる仕組みだ。

結局、国もコンサルに騙されている。



友人らの老舗企業、中小企業には、毎週、毎月、2020年以降日増しにM&A斡旋の手紙や電話がきている。

私はいつも言っている。

社名を残したい、不要な事業部の従業員の雇用を守りたい、

というのならいい。

しかし、オーナー経営者の身銭を切ることになり、社会的な名誉も喪失してまでM&Aを行う必要なんて

正直あるのかと。

また仲介で巨額の利ザヤ、を請求し、数千万円をコンサル料としてとられても、そのためならいい、と

いうならおやりなさい。とも。

結果、吸収した親会社があなたの会社を買取、数年後に事業部制にして分割解体して、土地だけ売却して

利益を上げる。

当時のコンサルトとも結託して、そのコンサルは二次的な利益をここでも取って追加の二重の利益を上げるのだ。

それでもよろしい、というのは、その経営者は相当な善人か、かなりのお人好し、だ。

こういう話をすると、相手は、自分の会社は自分で清算しようとする。

それでいいのだ。

江戸時代から続き明治になって地方で事業部制をとって大規模な経営をしていた燃料会社が、不採算事業を切り離して社名を残しながら、怪

しげなコンサルなどを介入させず、いまだに家族経営している。

これだけはいえる。

金融投資商品にいい話なんて、ほぼ100%ない。

金は余程の不信用者でない限り借りられるものだから、そんなにうまい話なら自分でやってしまうだろうし、

中途プレイヤーが少ないほど金融商品は儲かるのだから、考えなくとも人は誘わないものだ。

だから、金融投資はやめなさい。

代わりに、時計に詳しい人と友達になって、よくよく時計の勉強し、正規店で、116500LN、を買ったほうが即利益が出る。

ショッパーダッシュはせずに、そのまま貸金庫に入れて寝かせなさい。

5年後、マンションを買えるほどになっていますよ、と養命先生に言われるかもしれませんね、笑

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正規店の偶像崇拝ロレックスは国宝か。

2022-07-26 | ニュース




来店客に触らせもしない拝観だけのロレックスなら実機を展示するべきではない。

私は展示品は既に所有しているので、その展示品について、いちいち聞くことはないが、

友人が極めて個人的な理由で探していたドレッシーなロレックスが展示されているのを見たとき、私は販売品だと思ったが、

友人が正規店の研修生に、これ手に取って見てみたいので出してもらえませんか、と聞いたところ、

いえ、見るだけで、手に取ってみることはできません、と店員が応えたので、

私は、

国宝でもあるまいし、手に取って感触で実感しなければ、こんな100万もするもの買えないじゃないかッ!

とカツを入れた。

正規店内は唖然とする空気が流れ、

加えて、この正規店で2000万円ほど購入しているのに知見の店員がトボケタ遠い目で私に挨拶もしない

ことにも腹が立っていたので、

〝もう二度とオマエの百貨店では買い物しませんから〟と担当の外商に電話を店内でして友人と退店した。


…展示してあるものを触らせない。

おまえの、下らない展示のSS時計は、東京国立博物館から借りて来たものなんかいッ!

庶民よ、展示のロレックスを偶像崇拝として崇め奉れ、とでも言わんばかりだ。

ある宗教で偶像崇拝は禁止している意味がよく分かる。

このような、展示陳列の発想自体、ロレックスの接客対応の世界的なレベルがよく分かる。

展示のロレックスだって廃棄するわけでもなし、いつか売るのなら、いま売っておやりなさいよ。

中野で数千万の時計だって、手袋もせずに手に取らせてくれるのに、メーカーは正規店にこんな接客対応をアホな連中に取らせていると

はメーカーのブランドイメージにキズが付く。

もう三流私大文系出の中途採用を正規店で接客させないでほしい、と30年のロレックスコレクターの私は思います。


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