PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

となりのぢゃないと駄目ですかね。

2010-11-15 | 本と雑誌

17014vs222

ふと銀座の大型書店をぶらつくと、オールドバセロン222が表紙の『Watch Collectors vol.1』なる時計専門誌を発見。そういえば、先日ここに掲載されている関係者から私に連絡があったことを購入直後に思いだしたが、即座の購入のため後の祭り。私はこの手の本には弱い。しかし本意を言いますと、〝オールドバセロン222ではなく遠目で17014〟に見えたのだ。

私的には、こういった形状のオールドバセロンやロイヤルオーク、ノーチラスは最近何も買うものが無いので良いとは思っています。しかし、〝となりのぢゃないと駄目ですかね。〟とも思います。

やはりロレックスってなんだかんだ言っても安心して着けられます。それにオイスタークォーツ似のブランド時計は17014や17000よりもはるかに高額ですし。

追伸、なぜ単に可愛いだけのホステスさんはメールで〝じゃあ〟ではなく〝ぢゃ〟に変換するのでしょうか。


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「坂本 龍(おりょう)」さんについて。

2010-09-20 | 本と雑誌

Photo

現在NHK大河ドラマ『龍馬伝』で女優、真木よう子さん演じる坂本龍馬夫人、通称「お龍(りょう)」さんほど、偉人の妻で非常にドラマチックな生涯を送られた人を私はしらない。

寺田屋遭難以降の坂本龍馬の歴史的行動自体、この、お龍さん無くしてありえなかった。また明治維新のスタートもそれなりに違っていた。にもかかわらずである。お龍さんの当時としては先進的な個性は別として、今も昔も、社会通念上の〝恩義〟を感じない人々はその底辺に〝教養の無さ〟を感じないわけにはいかない。事実、特に海援隊隊士の多くはそうであり、要の龍馬死後、海援隊は長くは持たず結局内部分裂した。

ところで、数少ない彼女のインタビュー記事や伝記、小説などをここ1ヶ月間で知りえた情報で検証したが、彼女の特異なその人生に龍馬同様の〝たくましさ〟を強く感じた。100年前に亡くなった彼女であるが、彼女の行動はむしろ現代の日本女性には相応しい。私はいわゆる、〝酒好きで頭の回転の速いキカナイ女〟しか惚れない(大抵、そういう女は酒も強い…)。そんな私にとって「お龍」さんは永遠にハマリそうな「姉さん」である。

参考として、上記の植松三十里、新人物文庫『お龍』新人物往来社、2009年が平易に読めてオススメです。

この小説のBGMとして「7.青春の幻影」『交響詩さよなら銀河鉄道999』をリフレインさせながら読み終えるといっそう味わいが深まり、読む者は涙せずにはいられない。


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