そういえば、本日の日経にppのCEОがコメントをしておりました。でも最近のコンプリケーションは技術的にはすばらしいが、ケースの大きさ、文字板のデザインがよろしくない。
良い時計というのは、機能と外形が一つとなり、それらがイメージとしてスッポリと自然に購入欲をそそるものであり、決して凸凹にはならないことです。
そう考えますと、オメガのような2014年リリースのステンレスブレスの付いた年次カレンダークロノや、ステンレスの5711の白文字板モデル、さらにはパーペチュアルカレンダーやそのクロノグラフなんて、リファレンスナンバーすら覚える気がありません。
こういうものの購入者は一瞬の自己満足に浸るかもしれませんが、間違いなく3年後には売却されていますから、私からすれば、もっと別のパテック(2000年以前の3ナンバーモデル~アンティーク)の頭金にするか、子供の学資に使った方が余程お金としてはありがたいと思うのであります。いくらパテックであろうと、数百万も支払って単に目新しさに飛びつくのは私にはできないですね。
※パテック〝3〟ナンバーの傑作はパーペチュアルカレンダー3940。3970よりも総合評価として上です。他には3998、3923、3796など代表的なカラトラバがある。