以前はここ(下記画像・一新時計という会社)がパテックの国内販売を、輸入を日貿という会社が行なっていたと言うことですが、現在は一新時計は単なる1パテックの販売店となり、日貿が輸入と販売、そしてメンテナンスをもするPPジャパンとして活動しているとのことですが、一新時計時代にパテックを購入していた私は、その後の日本のパテック事情の詳細についてはあまりよく分かりませんが、現在のパテックに売れるモデルがステンのスポーツ系の中のあるモデルしかなく、正規販売店のメリットが無い、という時計商の声はよく耳にします。加えてこの不景気ですから、仕方がありません。
確かにリファレンス3000系統がクラシカルパテの最後の姿であったと思います。3796や3998など製造年数がその後の系譜カラトラバモデルと比較して息は長かったですし、リファレンス5000系統になってから、極めて異常な短期間でディスコンになるモデルが続出している異様な事態になっていると思います。現在のカラトラバは私はカラトラバではないと思っています(10年前に現行であったカラトラバ5096や5023、5032を除く)。
画像の巨大なパテックの看板も、錆色の涙を流しているようにも見えてなりませんね。