ロレックス時計において、2022年は買いづらい年でありました。
ロレ並行店においては、年初の価格から一転し、5月に持ち直すと思いきや、小ぶりのアップダウンを繰り返して、最高値の5割近くの
買取価格は落ち込んだようです。
現在、都内は中共人よりも、タイやマレーシア、からの華僑が多く観光とショッピングをされているようです。
免税のメリットよりも、まだ円安基調を享受すべく活動を再開されています。
ここ、10年、毎年のようにロレフリークらが、モデル予想、特にプロフェッショナルモデルの予想を楽しんでいますが、
メーカー自体も調子に乗って感化されているところは、懸念されます。
GMTのレフティーは、ペプシとそう変わらない金額まで落ち込み、チャレンジは結果、不発に終わるでしょう。
なぜなら、世界に差ほどの余裕はなく、大衆の実用性から考えると、両者はまったく不必要だからです。
ただし、アンティークは違います。
ロレックスの話は、深いのでこれぐらいにします。
一方のパテックフィリップはどうかと言いますと、
このコロナ期間中、ロレックス以上に単価の高い時計なのは分りますが、もう中産階級ではワイフに同意を得られないほどの
定価になってしまいましたね。
もう、時計と言うよりも、アート、というか、美術工芸品の域でございます。
過去に買ったパテックフィリップを大切に、それこそパテック社のプロパガンダのように親から子、子から孫へ受け継がれる時計、
という風格が出てきています。
そういった、何世代にもわたって修理可能な時計は、パテック・フィリップとAPの二社だけです。
またこのメーカーとしての責任を、最近のロレックス社も別料金でスイス本社扱いですが、行うようになりました。
2022年のパテックのカタログを見て心底ほしいモデルは、ほぼありません。
これから、ちっちこちゃんと、かがやきで金沢に向かいます。
どうぞロレフリークの皆様、正月早々、寒空に並んで、116500LN白も買えず、コロナとインフルのダブル感染にならぬよう、
ご自愛ください。
2022年大晦日
PATEX HUNTER