昨年末から中国語の勉強を始めました。
今から10数年前まで、中国は近くて遠い国でした。
ところが今、中国には多数の日本企業が進出し、日本経済の活性化には欠かせない国となりました。それにより、中国の政治・経済や生活・文化の様子が、テレビ・新聞などのメディアを通じて、洪水のように押し寄せてます。
その中でも、私が最も興味があるのが、広大な国の生活・文化です。それらを見るにつけ、いつかは訪れたと思うようになりました。
私が度々訪れるタイでは、初歩的な英会話が出来れば、タイ語が喋れなくとも全く問題はありません。しかし、一つの国でいくつもの言葉を持つ中国ではタイのようにはいかないと、知人に教えられました。これが、中国語の勉強を始めたきっかけです。
先ずは、「はじめての中国語」なる本を購入して、中国語の雰囲気を掴むことにしました。その過程で、一つ思いついたことがありました。それは、中国人が日本語を勉強するときの本を使うことでした。しかし、このような本は大型書店にも置いてはありません。そこで、過去に中国を訪れたことがある知人に聞いたら、東京・神田神保町の「東方書店」を勧められました。
今日、その東方書店に行ってきました。住所は神田神保町ですが、位置としては駿台下となります。
↑左が駿台下の交差点です。この交差点に面したすずらん通り(↑右)を50メートル程進んだ右側にその書店があります。3階建の小さなビルです。
販売している雑誌・書籍は全て中国に関するものです。↓左が1階で日本語の書籍、↓右が2階で輸入書が置かれてました。私が目的とした本は、2階にありました。店員の方からは↓右端の「新版中国交流標準日本語」を勧められましたが、上下1セットで2万円でした。もし、中国人がこれをマスターしたら、完璧な日本語を話すことでしょう。私は2千円の入門書を購入しました。
帰りがけに、1階で興味をそそられるある本を見つけました。タイトルは「雲南のタイ族」。これだけでも、中国の広大さと歴史の深さを感じます。