手のヒラアジのメッキ道鍛練中

千葉県をホームにライトタックルのルアーフィッシングしてます。特に外房のメッキはライフワーク・・・かな?(^^;

0220 久々アジングで検証

2014-02-23 15:48:04 | 今日の釣りネタ

0220 いやぁ~、ビックリするような雪でしたねぇ~。
千葉のマンション住まいでスキーに行く歳でもなければ、およそスタッドレスタイヤなど無用の長物です。
雨くらいなら突撃することはあっても、さすがに雪と路面凍結には手も足も出ません。
週末の度に降り積もる雪に悶々としながら、20日間の禁欲生活でした。(T_T)
・・・で、本日は平日ですが野暮用のため有休、午前中に用が済んだので、午後からショート出撃となったのでした。

14:30 けっこういい時間に房総到着。
この時期にこの時間から手っ取り早く遊べる場所といえば、・・・いつものぬるアジポイントしかありません。(^^;
まぁ、久々だし平日なんで、そこそこ楽しんで早上がりのつもりでポイント入りでした。
・・・なんですが、いざポイントに着いてみてビックリ。
平日だというのに隙間もないくらいの満卓状態です。(@@;
仕方なく、本命ポイントからずいぶん離れた釣り座でスタートでした。

15:00 ボトムの少し上で、アクション後のフォールにアタリが出始めます。
魚の活性を確認するつもりで、ボトムからノーアクションでただ引きすると、これには反応ありません。
それほど活性は高くなく、アクションを入れなければ食ってこない感じです。
バイトレンジはボトムから30cmくらいまでといったところでしょうか。
いつもの無節操な爆々状態ではないので、少しずつ条件を変えていろいろ試してみることにしました。(^^)

まずはジグヘッドのウェイト。
スタート時に使っていたのは1.5g、これを1.2g、1.0gにするとバイトが激増しました。
いずれも、1回もしくは2回アクションを入れた直後のフォールにバイトしているようで、ボトムに着いてしまうとまるでバイトしません。
誰もが実感していることとは思いますが、あらためて「バイトレンジでゆっくりフォールする」ことの重要性を確認できました。
逆に2.0g、2.5g、3.0gにした場合、同じアクションではバイトが出なくなってしまいました。
おそらく、フォールが速く「ストン」とボトムに着いてしまって、アジにバイトさせる間を作りきれていないのだと思われます。
そこで、「チョン、チョン」のアクションではなく、リフト&フォールにするといくらかバイトが戻ってきましたが、ウェイトを軽くする効果にはほど遠いものでした。

これをやりながら、もう一つあることに気が付きました。
それは、ジグヘッドのフォール姿勢です。
どんなに慎重にワームをセットしても、ジグヘッドをフリーフォールさせると螺旋にフォールしてしまいます。
「チョンチョン」とアクションを入れた場合、わずかに発生したラインスラッグがフリーフォールを生み、これがなくなるまでの間が螺旋フォールとなっているようです。
そして、ジグヘッドのウェイトに対して十分なラインテンションがかかると、そこからは定姿勢のテンションフォールとなるようなのです。
以前、螺旋フォールするジグヘッドを豆アジが追い切れていない現場を見たことがあったので、ウェイトによる螺旋フォールの傾向についても試してみました。
足元で何度も確認した結果、ジグヘッドが軽いほど螺旋フォールが少なくなりました。
おそらく、僅かながら発生するラインの水抵抗が、軽いジグヘッドにとってラインテンションとして働くからではないかと思われます。
軽いジグヘッドを使ってより定姿勢のテンションフォールを長くすることも、バイトを多く出すことができる理由の一つではないかと思われます。

これらのことは、いずれも軽いジグヘッドの方が「フォールで食わす」ことにとって有利であると言え、結果もその通りであったと言えます。
また、アクションの入れ方で螺旋フォールを軽減するという発想もありかと思います。
この場合、ラインスラッグを発生させるシャープな「チョン」より、リフトに近いようなスイープな「チョン」が望ましいのではないかと考えられます。

次にワームの形状について。
ワームを太くして水抵抗を大きくすれば、少なからずスローにフォールさせることができるのではないかと考えてみました。
ところが、期待するほどの効果はなく、逆にワームを太くすると螺旋フォールの傾向が強くなることがわかってしまいました。(T_T)
いくつかの形状を試した結果、「太くする」と「短くする」は螺旋フォールを強め、逆に「細くする」と「長くする」は定姿勢化につながるようです。
おそらく、太いワームほどセンターセッティングが難しく、長いワームほど「凧の足」効果が発生して安定化を生んでいるのではないかと思われます。

まとめてみると、「軽いジグヘッドに細くて長いワームをセッティングして、ラインスラッグを出さないようなスイープなアクションを入れる」のが理想ということになります。
実際にそんなイメージで釣ってみると、それまで以上にバイトが稼げる結果もついてきたのでした。(^^)

17:30 ベスポジから離れたおかげで、途中で爆々状態になることもなく、落ち着いて検証作業を進めることができてしまいました。(^^;
そして、魚の食い気も程々だったので、「良ければ食ってくる」という実証結果のオマケ付き。(^^)
いつもこのポイントでは、爆裂タイムにひたすら釣りまくることばかりでしたが、たまにはじっくりと考える釣りをやってみるのもいいものです。
3時間で30匹の釣果でしたが、私にとっては100匹いや1000匹分の経験値となったのかもしれません。(^^)
 大きいのは出ませんが、いいコンディションの魚はいくつか出ました。(^^)

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8 コメント

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Unknown (じょー)
2014-02-23 19:20:37
螺旋フォールの検証、ためになりました!
友人が茶濁りしてるって言ってたけど、釣りに行けば良かったな~
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こんばんは! (チュコタン)
2014-02-23 22:37:11
ナイス検証です!

偶然にも私、本日近所の川にメバアジタックル持ってジグヘッドの動き調べして来ました!

知りたかったのは竿の動かし方とダート幅、ダートの仕方、フリーフォールの落下の仕方を持ってるダート系ジグヘッドほぼ全てやってきました。
明るい時間しか見えないので一時間程度しか出来ませんでしたが、考えるより見るが1番!ですね。
同じような形状、重さでも激しくスパイラルしたり全くしなかったり
ダートも期待ほどしないとか、ダート幅広すぎ!とか今まで1軍だったジグヘッドがケース外宣告を‥

仲間がこれがいい!って勧めてくれたジグヘッド。
本当にいいのか?
本当にそんな動きすんのか?
が、なるほど‥納得‥になりました。

ちなみにチーバス位は釣れてくれるかなと期待しましたがめでたく実験のみで帰宅しました(笑)

手のヒラアジさんとこういう話したら夜が明けてまた翌日の夜も明けそうな気がします(笑)

ま、私は操作下手なんでどんだけ正しい検証になってるか微妙なのですが^^;
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いろいろ (手のヒラアジ)
2014-02-24 00:17:29
じょーさん>
ども。
螺旋フォールって、ワームを使う人には心当たりありますよね。(^^;
セッティングが悪いと、ピックアップするときにも螺旋に回ってますから。(^^;
ここでは、自分の経験から「螺旋フォールは良くない」というのが前提になってますが、ホントはそれも確かかどうかわかりません。
知っているのはモノを言わない魚だけですから。(^^;
でも、一つ一つの要素をテーマに挙げて深堀していけば、そのうち複雑な方程式も解けるんじゃないかと思いたいです。
次回是非、明るいところで確認してみてください。(^^)
返信する
そちらでも。 (手のヒラアジ)
2014-02-24 00:42:36
チュコタンさん>
ども。
ごぶさたです。(^^;
いいですねぇ~、そちらでも積極的に深掘りしてますな。(^^)
魚に聞いても答えてくれませんから、こちらで勝手に推測して進めるしかありませんよね。
テーマを決めて一つずつ答えを見つけていくのも、釣りの楽しみの一つですから。(^^)

今回は、ジグヘッドのウェイトと螺旋フォールのことしか触れていませんが、ホントは他にも数えきれないほどの要素がテーマになるはずです。
ラインの太さや材質、ジグヘッドの形状、ワームの硬さや形状、ロッドによるアクションの違い、ロッド操作による違い等々・・・。
考え出したらきりがありませんね。(~o~)
まぁ、思い出すと手を付けるんですが、とても一人ではやり切れません。
そちらで深堀りできたことがあれば、是非私にも教えてください。
朝までだろうが翌日までだろうが、いつでもお付き合いさせていただきますので。(~o~)
よろしくお願いしま~す。(^^)
返信する
おはようございます (習志野M)
2014-02-24 08:04:52
あのpはまだ釣れ続いているんですね
今度は久しぶりに寄ってみよう(^^)

アジングの検証、さすがです
感覚的、経験的に、そうかなって
思っていたことを、ちゃんと科学?して
しまうところが常人とは違います

これでいまどきアジング免許皆伝
ですね(^o^)
返信する
相変わらず・・・ (saku-37)
2014-02-24 13:16:38
さすがの検証でしたm(__)m

今時のアジングを習得するために
着々とブラッシュアップされてますな(´艸`)

ここが巨匠のスゴさだと思います。

いつも勉強させて頂いてますm(__)m
返信する
まだまだ (手のヒラアジ)
2014-02-25 00:24:04
習志野Mさん>
ども。
久々に行きましたが、まだ釣れてましたよ。
昨年の11月末頃からですので、長いですよね。(^^;
でも・・・ベスポジで釣りをするのはかなり難しいと思います。(^^;

免許皆伝ですか?
とんでもない、まだまだでしょ。
まだまだアジのバイト率を高める要素はいくらでもあると思います。
少なくとも、ジグヘッドの形状とかアクション、特にダートについては考えないわけにはいかないでしょ。(^^;
「イマドキのアジング」まだまだ掘ります。(~o~)
返信する
書いてないけど (手のヒラアジ)
2014-02-25 00:32:46
saku-37さん>
ども。
めんどくさいので書かなかったんですが、もう一つ実験してみました。(^^;
ジグヘッドがボトムに着いた状態で、ロッドティップを上げてアクションするのと、下げてアクションするのを。
もちろん、イマドキのアジングスタイルは前者ですよね。

結果ですが、圧倒的に前者が有利でした。(^^)
まぁ、この日のバイトレンジがボトムから30cmまでな感じでしたので、はまってると言えばそれまでなんですが。(^^;
あきらかにアジはフォールで食ってますから、フォールを長く見せられるのが前者と考えれば、あたりまえのことですよね。(~o~)

でも、何事も自分でやってみて、経験値的に確認しないといられない性格なんです。(~o~)

・・・メッキマンにとっては、ロッドティップを下げた姿勢の方が楽なんですけどねぇ。(^^;
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