0303 またオサボリで先週のネタです。(^^;
今年の関東地方は、0301に春一番が吹いて雨が降りました。
あの生ぬる~い感じの中で降る雨なので、当然、雨水の温度も高いわけです。
温度の高い雨が降るので、海に流れ込む雨水も温度が高くなるわけで、
毎年、この雨が降ると、『春』に向けて海の様子が変っていくことになるんですよねぇ~。(^^)
私的には、この雨のことを『水温む雨』なんて言葉で意識するようにしているのですが、本当に海水温が上がっているかどうかはわかりません。(^^;
実は、海水温が上がったどうかはどうでもいいことで、「雨が降っても海水温が下がりづらかった」ことが重要なのです。
その変化が、食物連鎖の底辺であるプランクトンにとって劇的は変化となり爆発的な増殖を始め、
そのプランクトンを食う小動物も増え、それを捕食する魚も動き出すとなるわけです。
この『水温む雨』は、言わば春に向かうための起爆剤というわけなのです。(^^)
これをこの時期熱くなっているメバルに当てはめると、これまでボトムでしか反応しなかった魚が、中層~表層でも反応するようになる。
・・・そんな変化を生んでくれる『恵みの雨』だったりするわけです。(^^)
さて、前置きが長くなりましたが、『水温む雨』を肌で感じておいて家でじっとしていられるはずがありません。
いつもより表層系プラグを多めに詰め込んで、内房ロードへいざ出撃となったのでした。(^^)
17:30 ポイントに到着して、明るいうちに根の位置とホンダワラの伸び加減を確認しておきます。
何しろ、今日はシンペンをストレートに引くコースが釣果のカギになるはずですから。(^^)
18:00 いよいよ暗くなって、メバルが浮いてもおかしくない時間帯です。
まずは、根と根の間に広がるスペースを中心にシンペンの表層引きで攻めてみます。
・・・。
・・・。
・・・。反応なし。
次は、根をかすめるようなコース取りを試してみます。
・・・。
・・・。ココッ!(@@;
ショートバイトあり。(@@;
もう一度同じコースへルアーを放り込み、ロッドティップを上げながら少しスローにトレースします。
・・・。
・・・。ゴンッ!(@@;
「キターーーーーーー!」
先ほどバイトのあったピンポイントで、今度はしっかり食い込みました。(^^)
今シーズン初めてとなるシンペン表層流しでのヒット。22cm。(^^)
スペースには浮かず根際でのヒットとなったため、浮いたとは言えまだまだメバルの行動半径は狭そうな雰囲気です。
根周りを打つ作戦に切り替えて、明るいうちにチェックしておいた数ヶ所の根を、潮表・潮裏と順に流していくと・・・
ゴゴンッ!(@@;
「またキターーーーー!」
やっぱ表層で釣るメバルは釣り味サイコー。23cm。(^^)
そしてもう一丁。(^^)
サイズはまぁまぁってところですが、短時間に思い通りの釣ができたのがなによりでした。(^^)
『水温む雨』さまさまです。(^^)
19:30 バイトが遠のいたので次のポイント。
同じようにシンペンで表層を攻めますが、先ほどのポイントのようにはいきません。
まだまだ、そこらじゅうでメバルが浮いている状況ではなさそうです。(^^;
・・・。
・・・。
・・・。
試しにボトムをとってトレースすると・・・、
コッ!(@@;
きました、このポイントはまだまだ冬みたいです。(^^;
しびれるバイトでしびれるサイズですが、もう一丁。(^^;
おかわり。(~o~)
最後のバイトはこんなヤツでした。(^^;
まだまだシーズン本番とはいきませんが、春の気配を感じとっての春パターンで結果が出ると、気分も春になりますねぇ~。(^^)
その変化を感じ取るヒントとして、『水温む雨』なんてのを意識すると、シーズンの中で1回余計にいい釣りができる・・・かもしれません。(^^)
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