手のヒラアジのメッキ道鍛練中

千葉県をホームにライトタックルのルアーフィッシングしてます。特に外房のメッキはライフワーク・・・かな?(^^;

バイトを効率良くフッキングさせる工夫

2007-02-14 01:14:29 | 外房アジング研究会
常夜灯の下でアジングをしていると、たまにアジのバイトの一部始終を観察できることがあります。
スロー~ミディアムリトリーブなら、ほとんどの場合、アジはルアーの真後ろから追尾して速度と方向性を保ちながらバイトしているようです。
アジの場合、その口の構造から「噛み付く」ことより「吸い込む」ことの方が得意だと考えられ、ルアーをテールから吸い込もうとする時に、あの独特な「モゾモゾ」アタリが出ていると思われます。

『①早合わせによるすっぽ抜け』は誰しも経験していると思いますが、これはアジがルアーをテールから順に吸い込む過程で、フックポイントが口の中に入っていないのに合わせるから起こることだと考えられます。
「すっぽ抜け=早過ぎ」だとすれば、アジは「数回の吸い込み行為」によってルアーを口の中に納めていると考えられます。
一方、『②バイトしたアジがルアーを離してしまう』時は、バイト直後にアジが違和感を感じて吐き出していることが多いようです。
ここで、アジがフッキングすることなく吐き出せるということは、フックポイントを咥えていない証拠なので、やはりテールから順に吸い込んでいる裏づけとなるはずです。

この「バイトするがフッキングできない」現象を回避するために、アジングのアングラーはよくテールカットをしていると思います。
これは、フックポイントをよりテール側にずらし、これをいち早くアジの口の中に納めようとする有効な工夫だと考えられます。
当然私もテールカット(実際にはヘッドカット)を多用しますが、フッキングできない理由を上記の①②に分けるなら、どちらかと言うと①の対策と考えられます。
(もっとも、手っ取り早いのは遅アワセにすることですが・・・(^^;)

一方、②の対策は意外とアングラーによって個人差があったり、具体化されていないのが現状ではないでしょうか?
それらしい対策を幾つか挙げてみると、
a)アジが違和感を感じないスローテーパーなロッドを使う。
b)ロッドパワーが伝わりにくいように伸びのあるラインを使う。
c)食いやすく(吸い込みやすく)するためにスローリトリーブにする。
d)バイト後もリトリーブ速度を変えずにテンションの変化を抑える。
e)伸びやすい素材のワームを使って、ファーストバイトにテンションを伝えないようにする。
等が考えられるかと思います。

いずれにしても、ファーストバイトでフックポイントを咥えず、その後の2度目,3度目の吸い込みでフッキングチャンスが訪れていると考えると、色々な対策が考えられるはずです。
コメント (8)
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