みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

なでしこ

2005年07月26日 | 俳句・短歌
野辺(のへ)見れば 撫子の花 咲きにけり
わが待つ秋は近づくらしも
(万葉集)

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

たおやかなな花の風情には、万葉集のおおらかさが似合うだろうか?
正式名は、河原撫子(かわらなでしこ)。
大和撫子(やまとなでしこ)も、この花のことですね。
万葉の昔も今も、この花の姿は変わらない。

花弁の繊細な切れ込みを見ていて、アルペジオを連想する自分は、
ピアノに毒されているかもしれない・・・。
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2 コメント

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アルペジオ (chiiko)
2005-08-01 12:19:38
こんにちは!

アルペジオな感じっていいですよね。

この和歌の「近づくらしも」って、アルペジオな感じがします。



写真はそらみみさんがいつも撮るのですか。

とても繊細ですね。アルペジオな感じ。

メロディが聴こえてきそうです。



そらみみさんも日経新聞なんですね。

私は日経新聞オンリーで、あんまり読むところはないけど、時々心がとまるところがあって、そういうところをとことこと読んでいます。

今度俳壇も読んでみますね。

ではまた!





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美しさ繋がり (そらみみ)
2005-08-02 00:31:57
chiikoさん

「近づくらしも」でアルペジオは、そう言われれば・・・。

chiikoさん、独特の感性、持たれてて、素晴らしいです。



音楽も花も絵画も詩歌までも、美しさで繋がってますね。

この花のように、可憐なアルペジオが弾けたらいいのだけど・・・。

写真は、デジカメの性能がいいので、助かりますね。



日経は、他紙と比べるとわりと読むところが多いかなと思います。

(経済の難しい話はさておき、文化欄とかですが・・・)

俳壇や歌壇、なかなかユニークな視点に、巡り合う事が多くて、

面白いですね。

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