みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

彦根、よきとこ

2006年10月14日 | 
先週の休み、近江は彦根へぶらりと出掛ける。
彦根界隈をぶらぶら。ゆっくり休暇を楽しんだ。彦根はいいところだった。

白壁や石垣が美しい彦根城。関が原の合戦の頃、築城されて以来400年、築城当時のままの天守閣。天守閣の中、曲がりくねった木をふんだんにつかった木組みの見事なのに驚く。

彦根城に隣接する玄宮園は、青空にみどりの水面が映えて美しい。お茶を頂きながら、鳥や虫の音に耳をすませるのも心が落ち着く。秋の佳き日、彦根城の周りは散策するに、とてもよいところだ。

霊験あらたかな多賀大社。古の和の伝統を感じさせる美しい社だ。
少し車を走らせて琵琶湖の湖岸で、散歩するのも気持ちいい。

今回、訪れた食事処もとてもよかった。いいくじを引いたと思う。
せんなり亭伽羅で頂いた近江牛の肉鉄火のやまかけ丼、やまかけは大好物なのだけど、熟成した燻製肉を思わせるお肉の旨味と とろろが絶妙で、とても美味だった。値段も手ごろ。
花みづ木の四季膳、これもほんとうに美味しく頂いた。蟹風味の豆腐や、山葵?の白和え、かずのこをマヨネーズと辛子?で和えたもの(同伴者談)は、特に印象に残る美味な味わい。

残念ながらピアノ的なレポートはなし。うんと?彦根城の近くの博物館で見た、篳篥(ひちりき)や琵琶などの楽器ぐらいかな?音を出せるとよかったけど、展示されてるだけです。
歴史のある街らしく、俳句がちらほらなのも、いいなぁ。

鮒鮓(ふなずし)や彦根の城に雲かかる
(蕪村)

名月をとってくれろと泣く子かな
一茶

彦根は自分の住む愛知県北部からは、1時間半ぐらい。
今回は回れなかったお寺や見所も多いので、また訪ねてみたい。
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