みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

山上の別天地、竜ヶ岳へ

2014年05月18日 | 
2週間前のことですが、晴天に誘われて、鈴鹿山脈は竜ヶ岳へ。(5/18)
梨木香歩「冬虫夏草」の舞台となった山で、
東名阪の高速道路から、常々、形のいい山だ!と思って眺めていたこともあり、登ることにする。

蓋を開けてみると、素晴らしかった!
こんなにいいところだったとは!


登りは裏道、沢沿いのやや荒れた道


樹林帯を抜け、桑名から伊勢湾が見えてきた!


笹原にのんびりと佇む樹木


稜線は馬酔木に白ヤシオが、いい感じ


笹原の向こうに、目的地の竜ヶ岳
ゴローが駆けてくる場面に相応しいではないか!


木々のオブジェたち


新緑の斜面の向こうに御池岳


名古屋港へ


御池岳~藤原岳へ続く


頂上到達


鈴鹿の南に、釈迦ヶ岳、御在所を望む


シロヤシオは来週がいい頃?


とても爽やかだったなあ。


さよなら、竜ヶ岳

大気冷涼、展望絶佳
笹原の広闊なこと、この上なし
眼下に伊勢湾を臨み、遠くは伊良湖岬の突端
鈴鹿の連嶺、北に南に
琵琶湖に比叡山に大津の街
名古屋のドーム、高層ビル群
果ては、彼方の北アルプス迄
全てを一望のもとにする。

笹原続く山頂は、ほんとうに、別天地で、いい山だった。
人気のある山であることも頷ける。
百名山に選ばれていないことを、ひそかに感謝する。

冬虫夏草
クリエーター情報なし
新潮社


梨木香歩氏が鈴鹿山脈を舞台に小説を書いてくれるなんて!
しかも、あの名作、家守忌憚の続本を!

「ここはすでに天に近いところなのだ」
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