みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

山上ヶ岳~女人禁制

2024年06月08日 | 
晴天の土曜日、三百名山を取りに行く。
大峰山(おおみねさん)@奈良県の山上ヶ岳(さんじょうがたけ)へ。
なかなかに忘れがたい山になった!


女人禁制の山なのだ
女人結界を越えて、登山開始


フタリシズカだそうな


「こんにちは」ではなく、「おまいり」と挨拶を交わすのが新鮮


マンネングサ?ヒメレンゲ?




登山道が茶屋の中を通るのが、珍しい




ここは、陸奥宗光も踏破した大峰奥駆道


奥は金剛山、葛城山
大阪と奈良がすぐ近く


「西の覗き」で展望を楽しんでいたら、修験道の人たちが現れ・・・、
なにやら命綱をつけて、荒行が始めるのだった・・・。
断崖絶壁から身を乗り出してのぞき込む、捨て身の荒行。
半分吊り下げられて、先達の凄い剣幕の「女遊びはするな!」に
「はい!」の絶叫が、谷に響き渡る。




山頂の大きな宿坊


山頂の寺院


なんだか怖そう


山頂


笹原が広がり、すごく気持ちが良かった


奥は八経ヶ岳(大峰山の最高峰)
右は稲村ヶ岳(ここより高い・・・。)
雲が多めながら、満足のゆく展望が得られて、嬉しい!


修験道の山だけあて、急な階段も多かった。


レンゲツツジと思われる
レンゲ辻に下りる途中


ガクウツギだそうな

法螺貝の響き、すれ違う修験者やハイカーと「おまいり~」「おまいりです」の言葉を交わすのはとても新鮮。
女人禁制のおかげで、雑念から解放されて、落ち着いた心持ちで、山を楽しめた。
普段、どれほどか雑念に振り回されていたことか・・・。
こうした環境に数時間、身を置いてみての実感としては、個人的には禁制には賛成かな・・・。
今の時代、いつまで続けられるのか?分からないけれど。

=====
<番外編>

下山後、茶屋でうどんを頂く。
とても美味しい!
でも、きつねは失敗。


帰りは、御在所のSAで四日市トンテキを頂く。
随分、久しぶりで、美味しい!
でも、最後、ちょっと味が濃いなあ・・・。

=====
<個人的なメモ>
前日は、仕事疲れと、夜のバイオリンレッスンで、かなりヘトヘト。
登山天気予報では、雨は降らないものの、ちょっと雲が多そう。長野の方がよいかな?と思いつつ、朝、起きられたら行くことにして眠る。
朝4時に目が覚めて、天気も良さそうなので、急ぎ出発!

登山口(大橋茶屋の駐車場)までは3時間半ほど。(帰りは運転時間4時間だった)
朝8:30登り始めて、14:30下山
下界は30度だったみたいだけど、清々しくて気持ちのいい山歩きだった。
足の調子も良好!

あと、行きの登山口までの道は、よせばいいのに、Googleナビに従って、吉野の金峯山寺を抜けてゆく県道にしたら、生きた心地もしない、細くてグネグネの最悪の道だった。
山歩きよりも、運転の方が、何倍も神経をすり減らしてしまう・・・。
ヤレヤレ・・・。
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