みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

コローから印象派へ展

2021年05月05日 | 絵・写真・美術館
コンサートの後、ちょうど名古屋市美術館でやっていたコローを見に行く。
ランス美術館の所蔵品からの出展。


コロー、好きなのだ。
やわらかく素朴で詩情をたたえた、印象派の先駆けとなった画家、コロー。
これだけまとまってコローの作品を見るのは初めてだった。


今回、特に気に入ったのは、「春、柳の木々」
自分にはとてもしっくりくる。
飽かず眺めて、コローはやっぱりいいなと思う。

同時代の画家とコローを見比べて思うことは、
コローはしっかり描いてないと言うこと。朦朧体とでも言おうか・・・。
ぼかすことで、余韻が生まれ、詩が生まれる。

連休の最終日で、大雨でも、隣の科学館は、それなりに人が来ていたけれど、
コローは地味だからか、美術館はびっくりするぐらい空いていた。
確かに、目玉になる作品も少なかった気もするのだけど。
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