みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

怒る

2008年06月06日 | 雑記
たまには硬派なこと。
昨日の日経の文化欄、ふむふむ思いながら読む。

氾濫する「小さな」癒し
「小さな癒し」が広がっていく中で、それがむしろ「大きな癒し」、すなわち社会の根底からの変革を阻害しているのではないかと思うようになった。

「慈悲から生ずる、深い怒りが大切だ」
(ダライ・ラマ)

愛と思いやりがあればこそ、不正や差別への怒りも生ずる。短絡的にキレるのはなく、深い怒りを持て。怒りは「癒し」の源泉なのだ。

仕事してて、常々思うことは、部分最適化は、全体の最適化には繋がらない、ということ。
小さな癒しは、大きな癒しの妨げになりうること、なるほどなあ。

そうそう、世間は、ボーナスシーズンだけど、職場でのボーナスの話は難しい。
同じプロジェクトをやっているメンバーでも、所属する会社の違いで、ボーナスなしだったり、方や100万だったり・・・。
能力の違いはあるにせよ、正直、それはないだろう・・・、と思う。
そんなに差があっていいのか?まったくもって不条理な格差社会。
ん~、革命だ!
と、たまには怒る。

かけがえのない人間 (講談社現代新書 1936)
上田 紀行
講談社

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コメント (4)
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