みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

とてもいいところ

2006年10月27日 | 雑記
ある新聞を読んでいたら、ちょっと重い話ではあるけれど、いいことが書いてあった。

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末期がんの患者を持つ医師が一番、返答に窮する質問は「あの世はありますか」だ。
多くの医師が「宗教家ではないので分からない」「あると思えばあるし、ないと思えばない」と逃げてしまう。
患者は明確な回答を求めているのではなく、同じ人間として、死後への不安を共有したいのだ。
それがスピリチュアル(霊的)なかかわりで、それなしに究極的な心のケアはできない。
もっとも、深刻に対応すればいいのではなく、むしろ大事なのはユーモア。

「あの世はとてもいい所らしいよ。誰も帰って来る人がいないから」

と言って笑えるような雰囲気があれば、人間は死を受け入れることができるという。

 ~ MEIDAI JOUNAL 2006/10/26号~
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なかなかこういう台詞は出てこない。
絶望から光を生むユーモアって素晴らしい。
人間は素晴らしい存在だと思う瞬間だ。映画のいいシーンになりそう。
こういう友に出会ったら、自分は彼に惚れるだろうなと思った。

この本の書評の記事だったけど、文中の一節を引いてるのかな?
コメント (2)
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