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みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

ドレミの起源

2006年01月24日 | 音楽
音楽史の話。
数学と音楽を紐付けたピタゴラス(古代ギリシャの大数学者、ピタゴラス音律を発見)の話を知って以来、音楽と数学の関係については、ずっと関心事なんです。それで、ある本を読んでいたら「天球のハーモニー」の話が出てきた。

音楽と数学の関係に気を良くしたピタゴラス自身、音楽と天文学を結びつけようとして「天球のハーモニー」なる考え方を主張してたようだけど、17世紀の天文学者ケプラー(太陽の周りを惑星が楕円軌道で回ることを説明した「ケプラーの法則」は有名ですね)によれば、太陽系の惑星は音を奏でていることになり、地球は「ミファミファ」のトリルのような音楽になるんだそうです。そして理由は不明だけど、ケプラーによれば「ミ」がmisery(苦難)「ファ」はfamine(飢え)なんだそうです。

ここまで読んで、ん?であれば、他の音「ド」や「ソ」は何に由来するのだろう?と思って、グーグル先生に質問してみる。

それで、そのものズバリのページ「ドレミの起源」が見つかる。(すみません、本題までが長くて・・・)

「ドレミファソラシド」はラテン語の聖歌(グレゴリオ聖歌)の「歌詞」から取られているのですね。
サウンド・オブ・ミュージックの「ドレミの歌」も、なんだか似たようなアプローチだな。ドレミの起源は、音大の授業では、真っ先に教えられるのかな?

でも、それならば、ケプラーの「ミ」がmisery(苦難)「ファ」はfamine(飢え)は一体、何だったんだろう?という疑問は残るぞ。ちょっと気持ち悪い・・・。
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オペラ座の怪人~現代のモーツァルト

2006年01月10日 | 音楽
今日のニュースは、なんといっても「オペラ座の怪人」の上演新記録達成(7486回)だろうか。
そして「オペラ座の怪人」の音楽を手掛けているのが、「現代のモーツァルト」とも称されるアンドリュー・ロイド=ウェバー。本当に素晴らしい曲がいっぱいで、自分も、現代のモーツァルトに賛成。
VOAで英語の勉強がてら、オペラ座の怪人を振り返ってみるのもいいかな?サラ・ブライトマンの「think of me♪(←1年前の適当耳コピ演奏だけど・・・)」など、いろいろ聴けますね。1年前の映画が懐かしい。

当時、ピアノ編曲版の楽譜を求めたのだけど、結局、見つからず、仕方無しに弾き語り用の楽譜を手に入れたのだった。でも、やっぱりピアノ編曲版も!是非、レパートリーに入れたいと思う。本当に好きなのだ。
ちなみに、サウンドトラックは、図書館から借りて済ませてしまう。本命DVDのために節約しないと・・・。
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青柳いづみこさん~モーツァルト

2006年01月09日 | 音楽
夜、NHKをなにげなく見ていたらモーツァルトの特集だった。
ゲストは、ピアニストで文筆家の青柳いづみこさん。
青柳いづみこさんの著作はお気に入りで、いづみこさんのホームページも、よく覗いているのだけど、実際、映像や声に触れるのは始めて。小泉首相に似ていて、きりりとしたきれいな方。音楽の感性、気品、知性を兼ね備えた才媛という感じ。ますます好印象。
ドビュッシーの専門家が、なぜモーツァルトの特集になのか?少し不思議な気もしたけれど、そのあたりのNHKの裏話はそのうち、いづみこさんのページで、掲載されるのかな?

ちょうど、タイムリーなことに、いづみこさんの昨秋出た新譜「やさしい訴え~ラモー作品集~」を聴いているところ。なおかつ、そのCDと関連深い小川洋子さんの小説「やさしい訴え」を半分くらい読んでる最中だったので、へんなところで偶然が重なると思う。小説は元ピアニストのチェンバロ職人の話で面白い。どちらも気に入っていて、そのうちに感想を書こう。関心事が繋がってゆくのは楽しい。

ピアノを再開して以来、どんどんモーツァルトが好きになっているのだけど、今年はモーツァルト生誕250年のメモリアル・イヤーでもあるので、まだ知らない名曲を発掘したいなぁ。なにか新曲も弾いてみたい。

まだモーツァルト入門レベルのそらみみだけど、好きな曲がいくつかあって、たとえば、
バイオリンソナタ27番ト長調(K. 379)の2楽章(NAXOS LIBRARY 8.553112 のtrack5)
バイオリンとピアノの至福の美しい変奏曲。穏やかで控えめで静かで、静かな夜の一時に聴きたい。そして、いつか弾いてみたい曲。

連休の最終日の今日は、絵を見たり、コンビニの見知らぬ店員さんから笑顔をもらえたりで、いい1日。明日からは、休み気分を追い払って、頑張らんと・・・。
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冬空に溶け込む響きケルトかな ~ ケルティック・ウーマン

2006年01月08日 | 音楽
久しく聞いていなかったラジオを付けたら、大好きな音楽が流れてきた。
Walking in the air
透明なソプラノの澄んだ歌声。
小さい頃見た映画「スノーマン」で、大好きになった曲。
DJの早口から、かろうじて聞き取れた言葉は「ケルティック・ウーマン」?

ケルティック・ウーマン?

早速、グーグル先生にお伺いを立てたら、すぐ分かった。
昨年アメリカでは大ブレークした5人組のアイルランド女声ユニット。
時代の流れについていっていないので、知らなかった・・・。
しかも、この中の一人、メイヴはお気に入りの女声ヴォーカル。
ソプラノの美しい歌声は、あまたあれど、メイヴだけは別格だと思っていた。
限りなく透明で、柔らかい・・・。
(あと男性陣の方、メイヴさんは、たいへんな美しい顔立ちで、上のリンクのジャケットだけでも、必見ですぞ!)

幾つかのサイトで視聴できるのだけど、ここ東芝のサイトが一番、いい感じ。
track1.Walking in the airのいいところが良く聴ける。
listen Japanだと、アルバムの視聴で、連続再生できるのが嬉しい。
track4.ダニー・ボーイ、track6.アヴェ・マリア(バッハ・グノー)、track12.ネッラ・ファンタジア、も大好きな曲。

日本では、もうすぐ、この2月にデビューなんですね。
輸入版を手に入れようかとも思ったけれど、ボーナストラックも魅力的なので、2月の日本語版を待つとしよう。

リバーダンス」に続き、ケルト音楽、アイリッシュ系の音楽が、広く親しまれるのは、かねてからのファンとしては、少し複雑だけど、嬉しいこと。

ケルティック・ウーマン、日本でもブレークするかな?
(絵は「スノーマン」の楽譜から切り取って使わせて頂きました。)
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ナクソス・ミュージック・ライブラリー ~ クラシック音楽の百科事典

2006年01月07日 | 音楽
いいサイトを発見。ナクソス・ミュージック・ライブラリー(http://ml.naxos.jp/
目から鱗的に、とても有用だと思った。ピアノの曲紹介という目的では、最終兵器かも?
このナクソス・ミュージック・ライブラリーにはクラシック音楽を中心に150,000曲以上が、CD音源で(←重要!)集められている。会員になると月額1890円で、全曲をいつでも再生可能だけど、会員でなくても15分間までは利用可能なのが、庶民にはとても嬉しい。

自分はクラシック音楽に詳しいわけでもないし、ピアノが本格的に好きになったのも数年前なので、まだまだ知らない曲だらけ。いろんな方のホームページの話題についてゆけないことも、よくある話だった。だからと言ってCDを買い揃えるほど志も高くなく・・・。そんな自分には本当に嬉しいサイトだ。

このサイト、有名どころの作曲家の作品は、ほぼ網羅されていて、日本語化もされているので、どんな曲か調べるという用途なら、無料の15分でも十分使える。15分を過ぎると、再生中でも容赦なく終了してしまうけど、良心的なことに1日1回だけの制限もなく、ログオフして、もう一度、Previewし直すとふつうに使える。1890円は、会員になるか、ならないか微妙な価格ですね・・・。

便利だと思ったのは、このナクソス・ミュージック・ライブラリーの中で、カタログ番号で検索ができること。たとえば、今練習中のスケルツォ2番は、カタログ番号7022のtrack2の曲、密かに練習しているバッハ(ケンプ編)のシチリアーノは8.223452のtrack3ということで、すぐ皆さんに耳で知ってもらうことができる。

あと、音源のファイルはダウンロードできないけれど、PCの再生音をそのまま録音するソフト、たとえばこのへんを使うと、さほど音質劣化することなくmp3ファイルが作れるので、自分の練習用の音源としては十分かな。ん~、良い時代であり、怖い時代。

とにかく、これからは、この曲好きなんですよ~という話をする時は、なるべく、ここのカタログ番号とtrack番号をつけるようにしよう。ナクソス・ミュージック・ライブラリー是非、是非、皆さんも、お試しあれ。音楽がより身近に楽しめる時代になってきてますね。

ネットで音楽三昧生活への記事も参考になるかな。
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on the load ~清く潔い音楽~

2006年01月02日 | 音楽
新年は、待望のクオレの3rdアルバム「on the road」を聴きながら迎えたのでした。
クオレは昨年で出会った音楽の中でNo.1。一言で言うと、清く潔い音楽。
井波さんの華麗なピアノワークは本当に見事で、彼女の白銀ボイスと、遠く北の国を思い起こさせる独特の音使いは、冬の澄んだ空気に本当によく合うと思う。

track8の「ノルマンディー」は、ほんとうに勇気が出てくる音楽。「やぶれかぶれの夢」でも何でも、とにかく突き進んでやろう、という気分になるんですね。ノルマンディーの海を波を切って疾駆する帆船、勇壮な海の男達の物語だ。空を真っ二つに割る流れ星のようなグリッサンドは、何度聴いてもゾクゾクする。こんなに鮮烈でまっすくで清々しい音楽を、今まで聴いたことがあっただろうか?

短い情景詩に曲がつけられたtrack4「雨」、track7「冬の祭りは帰り 春の祭りが来た」は、自然の美しい景色に命が宿り動き出すように感じられて不思議な感動があるなぁ。track9の「月夜の浜辺」(中原中也)も遊佐未森さんのものに勝るとも劣らない「心に沁みる」味わいです。
あと柴草玲(たとえばこの辺)との相似を感じる曲も、幾つか。

近く、大阪と東京で行われるアルバム発売記念ライブも、できれば足を運びたい。on the road はアマゾンでも入手できます。お薦めです。
詳しくはクオレのホームページで。

そうそう、「ノルマンディー」の歌詞に出てくる「アメディオ」で「母を訪ねて三千里」とのつながりにようやく気付いたのでした。(こんなことではクオレファン失格だ・・・。)もう話の筋はすっかり忘れてしまったので、原作の「クオレ」も読んでみたいところです。
「母を訪ねて三千里」は宮崎アニメの原点でもあるんですね。「未来少年コナン」と絵がそっくり。いかん、いかん、また脱線してゆく・・・。
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The First Noel♪

2005年12月25日 | 音楽
今日はクリスマス。朝、題名の無い音楽会を見ていたら、クリスマスソング特集だった。
ゲストのスラヴァを映像で見るのは初めて。カッチーニ「アヴェ・マリア」やシューベルト「アヴェ・マリア」など、いい歌声だ。
あと、番組で流れていたO Holly Night(A.C.Adam)、The First Noel(賛美歌)も好き。今まで耳にしたことはあっても、曲名を知らなかったのだ。

それで、グーグル先生に相談したら、The First Noelは楽譜の在りかが分かった。
一応、弾いてみる♪も、初見では駄目でした・・・。バイエル程度だろうけど・・・。ピアノの音では様にならないのでオルガンです。突貫練習で耳障りで、すみません。最近、吹いてないけれど、クリスマスソングの多くは、リコーダーで吹くのも良さそう。

あと、題名の無い音楽会のページ(ここの「スタッフルーム」)で、お薦めアヴェ・マリアのクイズに答えたら、シューベルトとのお告げであった。シューベルトも、バッハ&グノーも、モーツァルトも、どれも全部弾いてみたい。

などと、道草を食ってないで、そらみみ君、早く年賀状を作って、スケルツォを練習して下さい!
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米国クリスマス事情~くるみ割り人形

2005年12月20日 | 音楽
日本で年末に第九が歌われるように、米国では、クリスマスに「くるみ割り人形」がさかんに踊られるそうです。
ここの後ろの方に出てました。英語学習用の分かり易い英文なので、よろしければどうぞ。

強引にピアノに繋げます。
そらみみの野望その1。いつか「くるみ割り人形」の最後の「グラン・パ・ドゥ・ドゥ」を弾くことです。バレエの場合、バレエピアニストさん用の楽譜があり、一応入手済みですが、難しい・・・。
冒頭は単純な「ソ~ファミレド~シラソ~」のようなシンプルな音階が続くのですが、右と左で交互に弾きながらの旋律で、苦労します。シンプルがゆえに美しいのかな?
究極のクリスマスソング。
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101回目の作文

2005年11月17日 | 音楽
あぁ、いい話だなぁと思った。お気に入りのクオレ、井波さんの101回目の作文
クオレの歌は、この作文のように、爽やかで、明るく、前向きなのだ。多分、そういうところが好きなのだ。
今年もあと1ヶ月少しだけど、この1年で一番たくさん聴いたのは、間違いなく、クオレの歌になるはず。
職場に向うのが、なんとなく気重に感じる時、一番、前向きになるのが、クオレの歌だった。
仕事で疲れた時、一番元気が復活するのが、クオレの歌だった。

今朝、目が覚めた時、ふと気付いたのだ。今、一番欲しいものは、クオレの3rdアルバムだということに。遊佐未森さんよりもクオレだなぁ。(ごめんなさい)3rdアルバム、早く聴きたい。
そして京都の街を歩いて、クオレのライブを聴きに行きたいなぁ・・・。と思ってる今日この頃。

(写真は万両の実)
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ブラームス+アイリッシュ=

2005年10月10日 | 音楽
たまたまFMで流れてるスタンフォードという人のシンフォニー「アイルランド」、本当にブラームスのシンフォニーに似てる。
ケルト好きな自分としては、ブラームス+素朴なアイリッシュメロディーで、これ、いいかも。

そういえば、いつだったか、フンメルのピアノ協奏曲がショパンのピアノ協奏曲に近くて、へぇ~と思ったのだ。(フンメルの方が先輩だから、ショパンがフンメルを模倣したということか)

今聞かれるクラシック音楽は、当時の代表的なものばかりで、その周辺の作曲家の知られていない作品は、いろいろありそう・・・。
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