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みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

そらみみ会 2009冬

2009年12月12日 | ピアノ
10名もの方に集まって頂いて、曲を披露し合う。
笑いの絶えない、とても和やかな会だった。(はず)
みなさん、人柄のいい方ばかりで、こうして会を支えてくれて、盛り上げてくれて、とってもありがたい。
主催者としては、ほっと一安心。
なによりも嬉しいのは、こういう会で、友人どうし輪が繋がっていくこと。

今回、いつも以上に、素晴らしい演奏が多かったように思う。
4時間にわたり、10名×3回まわり+αの曲が続いた。
バロック、古典、ロマン派、印象派、ラグタイム、日本の歌まで、フルコースすぎて、とても贅沢な音楽タイムだった。

愉快な漫才ピアノ?の新境地を開かれたCさん、
長期間1曲に取組まれてどんどん曲の完成度を上げられてるTさん
遠く神戸から駆けつけて頂いたKさん
サン=サーンス「動物の謝肉祭」の迫力ある連弾は聴き応えあったなあ・・・。

集まって頂いた皆さんに感謝!
素晴らしいクリスマスプレゼントをたくさん頂いたなあ。


ただ、自分は、とんでもない大崩れで、主催者なのに、足をひっぱてしまう。
つくづく人前演奏の恐ろしさを思い知らされて・・・。
精進が足りません。
たいへんなお耳汚しをしてしまったこと、お詫び致します。

@愛知県大口町ふれあい文化センター
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ショパン・コンチェルトの夜

2009年09月12日 | ピアノ
ショパン、弦楽四重奏版のピアノ協奏曲を聴きに行く。
1番ホ短調と2番ヘ短調。
ショパンのコンチェルトだけの潔いプログラムだ。
(アンコールはハ短調の遺作ノクターン)

ピアニストは佐藤勝重さんという方。
弦とピアノの音の世界に浸る。
上質なものに触れて、いい気分。

ピアノ以上に、弦が好きだなあと思う。
弦の音の粒が煌めく感じ、艶やかな音の糸がもつれ合う感じ、とてもいい。
美しい!
間近で感じる弦の太くて厚い音は、いっとうお気に入りなのです。
終演後、第1バイオリンの(高木和弘さん)の人なつこく、快活な笑顔が印象的。
もちろん演奏も。
あと、第2バイオリンは、舘野泉さんの息子さんのヤンネ舘野さん

それで、もちろん、ピアノは華。
弦の丘に、咲き広がるお花畑。
弦の群雲を照らす月・・・。

1番の2楽章で、オレンジ色から深緑色に、さあっと移調していくところ、ぞくっとする。
恋人に捧げられた2番の2楽章の甘美なこと・・・。弾いてみたいと思う。
1番の陰に隠れがちな2番も、素晴らしいコンチェルトだ。

聴いていて、ポーランドの空気を感じる。
ポーランドは、正統派のドイツから見ると、周辺の田舎。
ショパンに惹かれるのは、民族音楽の香りがするからでもあると思う。

今年の秋は、ピアノ、精進しよう!


2009.9.11 @熱田文化小劇場
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羊は安らかに草を食み

2009年09月05日 | ピアノ
とても平和な気分なるんですね。「羊は安らかに草を食み」を練習していると。
少し前、海外の楽譜サイト(sheetmusicplus)から取り寄せて、目下、密かに練習中。気になる配送料も280円あまりで、海を渡って来ているとは思えないなあ!

この曲、半年ほど前、ヤマハで注文したら、在庫なしとのことで、諦めたことがあったので、手に入れることができて、けっこう嬉しい。
1週間ぐらいで届いたし、ヤマハで取り寄せるよりも、安い、早い、手軽。
もう、ヤマハに取り寄せてもらうのは卒業か?

この曲はJ.S.バッハのバースディ・カンタータの中の1曲。原曲はピアノ曲ではないので、編曲ものになるのです。
いろいろあたってみたけれど、やっぱり、エゴン・ペトリのものが一番いい。1944年に出版されているもので、由緒正しい編曲でしょう。

Schafe können sicher weiden (BACH) Leon Fleisher

レオン・フライシャー氏の演奏、ロマンチックで、枯れていながら深みのある演奏。よいなあ!。
右手麻痺の難病を何十年もかけて克服した話には、勇気づけられる。

こちらのBORIS FEINER氏の端整な演奏もなかなか。本来のバロックに近いと思う。
J.S.BACH/E.PETRI, Choral "Sheep may safely graze" BWV 208


自分は、練習する曲によって、その時の気分が左右される傾向にあるので、就寝前の練習はこの曲に限るのだ。
でも、自分の力量では、けっこう難しいです。右手の2~5番で「タン・タタ・タン・タタ~」のパートを奏でつつ、親指で旋律を滑らかに弾くのに、ん~、四苦八苦・・・。

さあてと、天気も良さそうなので、山に出掛けようかな・・・。

トゥー・ハンズ
フライシャー(レオン)
コロムビアミュージックエンタテインメント

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病から癒えたる者の神への感謝
音楽を奏でることの純粋な喜び
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のだめ~ショパン・ピアノ協奏曲

2009年08月30日 | ピアノ
知人から最新刊?が回ってきて、すごい勢いで読了。
のだめのデビュー演奏会、ショパンのピアノコンチェルトの巻です。
ヨーロッパ編になって、話がだれているような感じもしていたけれど、この巻はなかなか楽しめた。
「美しい月明かりの夜、楽しい無数の追憶、浪漫的で静穏、なかば憂鬱な気持ち、
独創的、情感豊かに、即興的に、異色の・・・、」
聞こえない音楽の世界に身を浸す?浸した気分に・・・。
のだめのショパコン、はてさて、どんな、コンチェルトだったのかな?

若き日のショパンの恋人に捧げられた2楽章のラルゲット、ロマンチックすぎる・・・。
影響されやすい性質なので、2台ピアノで弾きたい曲の筆頭に!

折しも、再来週、ピアノ五重奏版のショパン・コンチェルトを聴きに行けそうで、楽しみなのでした。

ショパン ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 (zen‐on piano library)
ショパン,小林 秀雄
全音楽譜出版社

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のだめカンタービレ #22 (講談社コミックスキス)
二ノ宮 知子
講談社

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ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番
アルゲリッチ(マルタ)
ユニバーサル ミュージック クラシック

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竹田の子守歌♪つづき

2009年08月12日 | ピアノ
それで、竹田の子守歌、ピアノでも弾きたくなったのでした。
できれば、なるべく手頃なアレンジで。(笑)
ネットで探して、出てきたものを早速購入。300円也。

シンプルなアレンジながら、思いの他、良かったので、録音してみました♪
音使いがなかなか、いい感じ。

今回利用した楽譜ダウンロードサイトは、@エリーゼ
SE稼業をしているのに、実は、有料でダウンロードしたのは初めて!だったのですが、なるほど、便利だなあ。

(写真)おじいさんのねこじゃらし
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2009夏ピアノ会報告♪

2009年08月09日 | ピアノ
猛烈に忙しい日が続いていて、あっと言う間に会から2週間経ってしまったけれども、7/26(日)は「そらみみ会!」なるピアノ会だったのでした。
今回は多治見のアートスペースホリエさんのベヒシュタインを借りての開催。
10名もの仲間に集まって頂いて、遠くは遠路はるばる埼玉からも!足を運んで頂いて、楽しい一時となった。
皆さん、それぞれのペースでピアノに親しまれていて、いろんな曲を聴いて、話をして、いい刺激になる。

狙っている幾つかの曲は、誰かさんに先を越されてしまった・・・。
誰かが弾いていると、ついつい自分も弾きたくなったり・・・。
集まってもらえた仲間に感謝!だなあ。

自分の弾いた曲
 ・マイケル・ナイマン:ピアノレッスンから犠牲者♪
 ・ショパン:ワルツ9番(Op.69-1)「別れのワルツ」♪

あと、準備してたけど、時間切れで弾けなかったのは
 ・ニーノ・ロータ(石川芳編曲)「ロミオとジュリエット」♪

(録音は、当日のものではなくて、近くの音楽室で本日録ったもの。
毎度のことながら、限られた時間なので、なかなかいいテイクがとれず・・・(←言い訳!)、お耳汚しかとは思いますが・・・。)

夜は豪雨で電車がストップ。
急遽、電車利用の皆さんを、名古屋までお送りする。道路交通法上、ちょっと掟破りであったけど・・・。
夏の嵐のハプニング・ピアノ会でした。

アートスペースホリエさんは、1時間2000円で、名古屋近辺では珍しいベヒシュタインのピアノが弾ける、ちょっとした会には手頃ないい場所ですね!

(会の参加の皆様、勝手に写真を出してしまいました。ごめんなさい!)
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鉄のバイエル

2009年07月19日 | ピアノ
鉄のバイエル(鉄道発車メロディ楽譜集JR東日本編)を少し前に手に入れたのでした。
駅のフォームで流れる有名なメロディーを弾いていると、気分は、すっかり東京人。

この楽譜、ピアノ用に首都圏の駅の発車メロディーをまとめたもの。
自分は東京に出ることは年1回あるかないかぐらいだけど、それでも親しみのあるメロディーが次から次から流れてくる。すべて耳コピらしいけれど、素晴らしい(?)仕事だ。

お気に入りの駅メロ?は、
Ciello Estrellado と Verde Rayoで、

Ciello Estrelladoの、Estrelladoは星空かな? Cielloは何だろう?

Verde Rayo は、スペイン系の言葉? 緑の稲妻でいいんだろうか?東京駅の地下フォームに、緑の稲妻が鳴り響いていたとは!

そう、あと、鉄のバイエルというネーミングも面白く、これは、無印バイエルへの挑戦状と見た。
JR東日本の駅メロの音楽的水準は、無印バイエルの上を行っていることは間違いなく、自分がピアノの先生だったら、この本を教材に使いそう。
無印バイエル、危うし!かも。

東京には、なかなか行けない地方の皆様、ピアノで山手線一周されてみては?
この楽譜で楽しく脱線!できることは、請け合いです。

鉄のバイエル―鉄道発車メロディ楽譜集 JR東日本編
松澤 健
ダイヤモンド社

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新幹線編も欲しいなあ。
JR東海がJR東日本に吸収合併されないかな・・・。(笑)

JR東日本 駅発車メロディメドレー


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アートスペースホリエさんにて

2009年06月07日 | ピアノ
数年ぶりに多治見のアートスペースホリエさんを訪ねる。
ベヒシュタインのピアノを楽しませて頂いた。
個性豊かなヨーロッパのピアノたち。
いいピアノを弾き比べるのは楽しい。1台選ぶとすると、悩むだろうな・・・。

・ベヒシュタイン( グランド)
粒立ちのくっきりした音。エナメルの光沢がある音。
音に包まれる感じが、とても心地いい。ピアニシモのコントロールがちょっと難しい感じ。

・ベヒシュタイン ( アップライト)
倍音豊かで深みのある音。ピアニシモのコントロールが素晴らしくしやすい。弾き易い。
透明感がいい。でもちょっと濁るなあ・・・。

・ツィマーマン ( アップライト)
透明感はベヒシュタインに譲るが、音の厚み、柔らかみが感じられて、素晴らしいピアノだった。

・ザウター( アップライト)
この日は、高音が浮いてしまい、どうもしっくり来ない感じ。


(左から、ザウター、ベヒシュタイン、ツィマーマン、英国のチャペル?)

楽しみにしていたプレイエルが、ちょうど1週間前に、売れてしまったとのことで、残念。
今後、プレイエル社は、アップライトは止めて、グランドに注力するとのことで、ここ数年のアップライトのプレイエルは伝説のピアノになりそうですね・・・。
嗚呼、蜂蜜色のプレイエル・・・。

7末のピアノ会もここで決定!
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ピリス「ショパン・エクスタシー」

2009年05月06日 | ピアノ
マリア・ショアン・ピリスのリサイタルへ。
NHKのスーパーピアノレッスンの講師もされていたポルトガルの名ピアニスト。巨匠と呼んでもいいのかな?

後期ショパンの作品が中心で、鈍色の深い芸術性を感じさせる演奏。
ため息が出るようなピアニシモの美音。
背筋がすっと伸びていて、まるでぶれるところがない。
決して急ぐことなく、丁寧に歌い上げる感じ、聴き入った。

チェロのとても深い音色も素晴らしい。ひき込まれる。チェロソナタはあまり知らない曲だったので、深い森の中を彷徨っていたかな・・・。(笑)

ラストの晩年のマズルカは、死者の国から、仄暗く漏れ出す光を見るようで、そら怖しい感じがする。(この曲を、こんなふうに弾いてしまったら、死神に魅入られてしまうんじゃないかな???)

恐らく、ピリス女史としてはアンコールを弾きたい気持ちはあったのだろうけど、アンコールを弾いたら、あの深い余韻は失われてしまうだろうから、アンコールなしは正しかったと思う。

選曲の妙も、なるほどなあと思う。
ソナタ3番、チェロ・ソナタの前後に置かれた小品が、第0楽章、第5楽章という感じで、ソナタがより味わい深いものになっていた。

こういう芸術を目の当たりにして、ひそかに心に期すものが湧いたような・・・。
リサイタルの後、ピアノ会の仲間と話をして、改めて、自分も真面目にピアノに取り組まないと、思ったのだけど・・・。

連休最終日、とても印象に残るリサイタルとなった。



後期ショパン作品集
ピリス(マリア・ジョアン)
ユニバーサル ミュージック クラシック

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自分のショパン・ノクターンのお手本は、このCDだったりします。
ショパン:夜想曲全集
ピリス(マリア=ジョアオ)
ポリドール

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連休・ピアノ事情

2009年05月05日 | ピアノ
この連休、結局、遠出しないで終わりそう。
休みに徹した連休・・・。

今日は、取り立てて書くべきイベントもないのだけど、久しぶりに、隣町のスタインウェイをレンタルする。
最初、慣れるまで、けっこう戸惑うけど、慣れてしまうと、心地よいこと、この上なし。
細やかに、丁寧に弾けば、その要求に、応えてくれる。
日頃の電子ピアノはマシーンだけど、生の血の通った生き物、ぐらいの違いがあるなあ。
こういう楽器で練習できたら、さぞかし進歩するだろうに・・・。
欲しいなあ。

2時間は、あっと言う間に過ぎて、弾き終えたら、憂さも晴れ、すこぶる気分良好。モーツァルトの長調のように。
調子に乗って、翌日もレンタルすることにする。
俄然、投資すべきは、ガソリン代ではなくて、レンタル代なのだ。

毎週は無理でも、2週間に1回は、このピアノで練習せんと!、と神様のささやきも聞こえる。
いつか、そらみみ音楽堂を実現できるかな???
いったい、どのくらいお金がいるんだろう・・・。
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