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みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

大地の芸術祭2022@越後妻有その4~松之山

2022年09月10日 | 絵・写真・美術館
この日は、再び、大地の芸術祭へ。
見残している作品、幾つ見られるかな?
前夜の7時過ぎに出て、11時頃、松代SA着、車中泊。
暑さの盛りを過ぎて、やや寒く、山用の寝袋を出動させて、ゆっくり眠れた。

最初に向かったのは、清津峡


マ・ヤンソン/MAD アーキテクツ / Tunnel of Light
新作。実はトイレだった!
中に入りそびれたのは失敗だった!


異世界作品、健在だった。


おなじみの水鏡作品
観客を作品に取り込んでいる。上手い!
トンネル芸術の精華と言えよう・・・。笑


ちなみに、これはノーマルのトンネル


ペリスコープ(潜望鏡)
足湯に浸かって、気分転換
トンネル内は冷えて、半袖が寒いくらいだったので、ありがたい。

倉庫美術館へ



早崎真奈美 作品
3D作品を観てきた作家さんの2D作品、興味深い!


エステル・ストッカーさんの作品
五線譜が途中で乱舞するような印象


期待のピアノ作品だったけれど・・・。
ああやって、弾いてみたいと思ったけれど・・・。


青木野枝 / 田の玉/白羽毛
お馴染みの作品


内海昭子 / たくさんの失われた窓のために


リチャード・ウィルソン / 日本に向けて北を定めよ(74°33’2”)
イギリスからの水平移動してきた建造物


最後の学校
一部、公開中止になっていたけれど、ここは、前と同じかな?
初訪問の時の印象が鮮烈で、よく覚えていた。


塩田千春 / 家の記憶
家の記憶と時間が、蜘蛛の糸に閉じ込められているような錯覚を覚える。
糸結びの芸風が、ぴったり嵌っている感じ。


弦楽トリオが出迎えてくれた!


舟越直木 / 星の誕生
立派な学校だった!


三省ハウスにて
レアンドロ・エルリッヒ作品


将来、大富豪になったら、こんな快適な読書ルームで読書に耽りたい・・・。


ボルタンスキー / 森の精
今回のガイドブックの表紙を飾っていた作品


高いところに登りたい習性がある。笑


たほりつこ / グリーンヴィラ

実は、目当てにしていた、幾つかの作品が閉館になっていて残念だった。
よくよくガイドブックを見ると、9/4迄公開になっていて、せっかく来たのに、なんてことだ!だった。
コロナ禍のとばっちりだ・・・。
まあ、3年後の楽しみに取っておこう!

延べ3日半で、ようやく半分くらい見られたかな?
本当に規模の大きな芸術祭だ。

限られた時間で、なるべく多くの作品を観るためには
事前にガイドブックを購入して、絶対に見たい作品の時間をチェックしておくことは必須。
通常の作品の公開時間(10:00~17:00)外で見られる作品(清津峡や、十日町現代美術館)も要チェックして、旅程を考えておくと良さそう。

個人的に、通えば通うほど近くなる、越後妻有。





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国際芸術祭あいち2022@常滑

2022年09月04日 | 絵・写真・美術館
翌日は、常滑会場へ。
常滑に行くのは初めてで、楽しみ!


招き猫通り、心和む作品が出迎えてくれた。


デルシー・モレロス作品
お饅頭集合!(食べられないけれど)


ティエリー・ウッス/ イクイリブリアム・ウィンド(均衡の風)  ごく一部だけど・・・。
親切なボランティアさん?の解説を聴きながら鑑賞。
ふだんなら、す~と通り過ぎてしまいそうな作品だったけれど、興味深く見ることができた。
綿の花が、オクラの花とそっくりなことを知る。


イチヂクを扱った作品も、解説付きで鑑賞。
これも、ふだんなら、さ~と通り過ぎてしまう作品だったけれど・・・。
個人的、このところ、実家の菜園のイチヂクが大豊作で、食べに食べているので、そのことが邪念になってしまい、よく見られなかったかも・・・。


フロレンシア・サディール / 泥の雨






散歩道の定番の、土管坂かな?

天気に恵まれて、常滑の街歩きも、いい思い出になった!

=====
<番外編>

お昼は、千里香と言うお店で、豚丼を頂いた。
素直に美味しかった!


とても雰囲気が素敵なカフェだった!
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国際芸術祭あいち2022@芸術文化センター

2022年09月03日 | 絵・写真・美術館
地元の芸術祭、国際芸術祭あいち2022も、やっぱり見ておこう!
レッスンの後、久しぶりに名古屋栄に出掛ける。




ロバート・ブリア作品
じ~と見ていると、少しずつ移動してるオブジェ。
時間が潤沢にあれば、移動パターンを観察したいところ。
壁にぶつかることはないのか?ランダムなのか?プログラムされているのか?
動いている物についつい目が行ってしまうのは、本能かもしれない。


リタ・ポンセ・デ・レオン / 人生よ、ここに来たれ
傾ける角度で、音響が変わる。着眼点が秀逸で、とても興味深かった!


リタ・ポンセ・デ・レオン / 魂は夢を見ている
言葉、詩と音のインタラクティブな木琴。これも発想が素晴らしい!


リタ・ポンセ・デ・レオン 作品
彼女?の絵画作品も、好きだった。
彼女作品は、全体、心地よい流れが感じられる。ちょっとファンになってしまった!


パブロ・ダヴィラ / フレンドリー・リマインダー
魅惑の温かい音楽だった!


ジミー・ロベール作品
共鳴について、考えさせられる


メアリー・ダパラニー作品
不思議と惹きつけらる。

あと、写真は撮れなかったけれど、忘れてはならないのは、百瀬 文 / Jokanaan だった。
リヒャルト・シュトラウスのオペラ「サロメ」を題材にした作品。
いったいどうやって、この映像を作っているのだろうか?
微妙にシンクロがずれているところも、心憎い。
こんな風に、何かに操られているのかな?
操られていないところが、特別な彼女の意志なのだろうか?

国際色豊か。3年前よりも、楽しめる作品が多かった!
特に、リタ・ポンセ・デ・レオンさん、良かった!収穫!

休日の午後だったけれど、人もまばらで、ゆっくり鑑賞できた。
しかし、美術館をゆっくり鑑賞するのは、どうして、こんなに疲れるんだろう・・・。

予習なしだったので、帰宅後、見逃した作品があることが分かり、ん~、もう一度行かねばなるまいか・・・。

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瀬戸内国際芸術祭2022夏~その3豊島・小豆島

2022年08月20日 | 絵・写真・美術館
島旅の最終日は生憎の曇り空


チェ・ジョンファ(崔正化) /太陽の贈り物
ここを訪ねるときは、いつも曇り空な気がする。


海への想いが詰まっている


迷路の町へ
地図を読む力が試される町


スタシス・エイドリゲヴィチウス / いっしょに/ともだち
近くにいても、見えていないこと、ありそう


近くにいる者同士、持ちつ持たれつになる。
私たちはどんな形になっているんだろう?
とても考えさせられる興味深い作品だった!

と、のんびり見ていたら、船に乗り損ねるところだった・・・。


豊島に渡る


人生初の電動アシスト自転に乗ってみる!
率直な感想は、とても重いこと
これなら坂道も怖くないこと


唐櫃から甲生の間、いい景色だった!


ヘザー・B・スワン+ノンダ・カサリディス / 海を夢見る人々の場所
浜に調和していて、いい感じ。


やっぱり突端まで行きたくなる。


目的地はやはり、豊島美術館
1時間ほど、のんびり、&泉の一生をじっくり観察する。人も少ない。
水に備わった美しさに感嘆する。
少年の頃の思い出が呼び覚まされれる。

この美術館は特別な場所。
表面張力と風、静けさの聖地。

コンクリートが黒ずまないのは何故なんだろう?
あと、広い館内に迷い込んだ蟻を救出した。
蟹が迷い込んでいて、さすがに素手では救出できず、こえびさんに救出をお願いする。
今回の豊島美術館のささやかなエピソード。


カフェではランチ休業していて、残念
唐櫃の食事処は、満席でランチ難民決定!


青木野枝 / 空の粒子
寒霞渓で、空の玉を見た後だったので、親しみが湧く。




豊島美術館から一気に坂を下る。
ヤッホー!




イオベット&ポンズ / 勝者はいない─マルチ・バスケットボール
とりあえず、1本、シュートが決まって、良しとした。
世の中、ルールを変えると、争いはなくなるかもしれない。
横では、仲のいいカップルが、全6投の制覇を目指して、頑張っていた。
制覇欲は、人間の持つ本能であると、得心したのだった。


豊島を切り上げて、
小豆島に戻る


コシノジュンコ / 対極の美ー無限に続く円ー
コシノジュンコ作品は強い!
華奢な女性なのに。




キム・キョンミン / 再び ・・・
3年前と印象が違う・・・。


目 / 迷路迷路のまち~変幻自在の路地空間~
貸し切りだった。


こえびさん推奨の溶けないアイスバー(くず餅バー)を頂く
@池本芳栄堂
生き返った!

土庄から福田に向かい、フェリーを待っていたら、雨が降り出す。
夕方、出航して、姫路港に戻り、日付が回る前には、帰宅。
フェリー旅、らくちんで、味をしめたかも。
いい旅だった!





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瀬戸内国際芸術祭2022夏~その2小豆島

2022年08月19日 | 絵・写真・美術館
翌日、天気予報は晴。
であれば、山に登るか!と言うことで、寒霞渓(かんかけい)へ。


早朝、‎紅雲亭(ロープウェイの駐車場へ)

表登山道を上がった。
道は、ほとんど舗装されていて、1時間ほどで稜線に出る。
そこから少しで、瀬戸芸作品とご対面


青木野枝 / 空の玉
空が青ければ・・・。






三笠山までで、良しとして、引き返すことにする。
どうにもつまらない道で、今回は瀬戸芸優先!なので。
最高点、星ヶ城山 (ほしがじようやま)は、またの機会に!

山から下りて、坂手地区へ

清水久和 / オリーブのリーゼント
道に迷って、うろうろしていたら、地元のおじいちゃんが、
「リーゼントはあっちだよ!」と親切に道を教えてくれた
地元の方にも、リーゼントで親しまれているんだなあ。
昨日の「愛のボラード」と言い、清水久和氏作品は、愛があふれている。


いいトイレ


シャン・ヤン / 辿り着く向こう岸
3年前から、随分、成長していた!

ここのすぐ横にあった、うどん屋さんに入ってみたら

素晴らしく腰のある、さぬきうどん
普通の讃岐うどんのお店より、かなり高めの料金だったけれど、次から次にお客さんが入ってくるのが納得!

その後、三都半島(みとはんとう)へ。

伊東敏光 広島市立大学芸術学部有志 / ダイダラウルトラボウ
巨神兵現る!だった


広島市立大学芸術学部有志、伊東敏光、康夏奈 / 潮耳荘
「しおみみそう」でいいかな?
前回と同じく、好きな作品だった。


スピーカーに、耳を置く。
そっと耳を澄ませば、海鳴りが、ホルンのように、少しくぐもって、懐かしい響きだった。


こういう仕掛け
自然の恵みを素直に受け止めた、ローテクのアート作品は、やはりとても好きなのだ。


伊東敏光、広島市立大学芸術学部有志 / 山声洞
こちらは、自然の音よりも、音害!人の声をたくさん拾ってしまい、今一つ、良さが分からない。
自然を鑑賞する時、「静けさ」は大切。
静かな時に訪ねたい!


土井満治 / 境界線の庭
箱庭的な細工がしてあって心憎い。地味だけど、好きな作品


ここからの景色もいい。
坂田の奥のあの山には、次、登ってみたいな!笑


花寿波島とも再会!

肥土山/中山地区へ

ワン・ウェンチー(王文志) / ゼロ
今回も、驚くべき、何千本もの竹を使った作品で


しばし、寝そべって、休憩。
コエビさん曰く、3年前の作品は、いったん全部、撤去して、再び、ゼロから作り直したとのこと!


齋藤正人 / 猪鹿垣の島
これも、ガイド本で見るのと、実物を目の当たりにするのとは、大違いだった!
周囲の山と溶け込むような工夫がされていて、心憎い!

そして、北浦へ。
ダイナマイト・トラヴァース変奏曲は、作品名から期待が大きかったけれど・・・。
配置された岩は、図形楽譜とのことだけど、自分の理解を越えていた。

そして、日も傾いてきたので、夕陽ケ丘へ。

三宅之功 / はじまりの刻
夕日の綺麗な海を見下ろすこの丘に、この作品が生えていた。
まさに、雛が生まれようとしていたなあ。(サイズ的には恐竜の卵ぐらい)




千載一遇だった!
女神になってくれた彼女に感謝!
知らず知らずのうちに、誰かの役に立つこともある。

日が沈んだ後、空が桃色に染まらないか?淡い期待はあったけれど、かなわず。
それは欲張りと言うものだな。
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瀬戸内国際芸術祭2022夏~その1小豆島

2022年08月18日 | 絵・写真・美術館
新潟から戻った翌日、瀬戸芸は小豆島に向けて出発進行!
朝5時半に家を出て、ちょうど4時間で姫路港着。
瀬戸大橋や明石海峡を越えて、高松に出るよりも、すごく楽ちん!


姫路港からフェリーで出航!あとはのんびり船の旅!
実は、車ごとフェリーで島に渡るのは、何十年ぶりで、手続きがこんなに簡単なんだと、びっくりする。


姫路からの船の旅は初めてで、見慣れない島が興味深い。




1時間40分で、小豆島の福田港に到着!


まずは、福田の福武ハウスに向かう。


すぐ横の、葺田(ふきた)の森テラスで腹ごしらえ
潮風弁当(島鱧のちらし寿司)、美味しく頂いた。お水(ローズマリーとレモングラス?)も美味しかった。


福武テラスで、一番印象の残ったのは、森村泰昌「烈火の季節」の映像作品
自分の生まれた年の大事件だったからと言うわけではなけれど、三島由紀夫の「清聴せよ!」の演説、興味深い。


西沢立衛 / 葺田パヴィリオン
ここは子供と小人(こびと)専用!
写真だとこの建造物の素晴らしさが伝わらなくて、残念。

その後、車を走らせて、田浦半島へ

清水久和 / 愛のボラード
写真では、たいしたことない?と思っていたけれど、実際、間近にしてみると、いい作品だった。
「愛」が相応しいと思った。
愛は、ゆったりとして、大らかで、大きい。そして意味不明に大きかったりする。


入江早耶 / 漁師の夢
二十四の瞳の映画村にて


ドモダチハタスケアへ!
大石先生!
あの話は泣けたなあ・・・。

帰りのフェリーで、前に座っていた楽しそうなカップルが、ここで先生ごっこ?をしている写真を見せ合っているのが、目に入る。
そうか、そういう楽しみ方があったのか! 負けた!と思った。笑


初代


オルガンはヤマハ製だった。

醤の郷現代美術館にて

岡本太郎は強い。


リー・ウーファンの作品
意味は分からないけど、素直に美しい異国の文字が流れていた。


西岡文彦 / 観音
好きだった。

この日は、土庄(とのしょ)の先の、夕日の見える宿だった。

運が良かった。


豊島(てしま)に沈む夕日


高松、男木島、女木島方面

驚きは、その後だった。
珍しく、夕食付きだったのだけど・・・、

前菜は、ふつうの海鮮丼に乗っているぐらいのネタがてんこ盛りのマリネ
爽やかで、甘みのあるソースが、素晴らしく美味だった。


コーンのスープを美味しく頂き、


大きなエビフライを頂いて、


まなかつおのポワレ、ロブスターのソース
(この料理だけ、ちょっと味が薄い感じ。後で、シェフと話をして、普通のギリギリの味の薄さにこだわっているとのこと)


メインはA4等級オリーブ牛のステーキ
口のなかで溶けるように柔らかくて、これは肉なのか?と違和感を感じるくらいだった。
今までに食べたステーキで一番柔らかかったかも・・・。
美味しすぎて、参った!


デザートも美味しく頂いた。
超満腹だったけど、なんとかセーフ。

1週間分の夕食のおかずを1食で味わった感じ。
1週間で10キロぐらい体重が増えそうな料理だったけど(タンパク質200グラムぐらいあったかな?)、
極めて満足度の高い驚きのディナーだった。

下調べ不十分で、適当に取った宿だったので、予想外の美味しさの不意打ちだった。
出歩いていると、こんなこともあるんだなあ・・・。
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大地の芸術祭2022@越後妻有その3~松代

2022年08月15日 | 絵・写真・美術館
3日目は、松代(まつだい)地区へ。
南魚沼の宿で、ごちそう朝食を頂いて、出発!


行きしな、おっ、見えてる!八海山!
と思いきや、すぐに本格的な雨に・・・。


白井美穂 / 西洋料理店 山猫軒
雨が降ってなかったら、ちゃんと遊ぶのに・・・。


秋山美晴 / 音による存在の再生
これは、好きだ。
雫が興を添えていた。
風が出ている日に、訪ねてみたい!
ピアノを弾いていると、音の粒を良く感じる。
粒から、また、もっと小さな音の粒が発せられているかもしれない。
倍音?


かとうさとる / 妻有でヒミツ基地
このぐらい分かりやすい目印をつけてくれたら、道迷いで遭難することはないでしょう。


橋本真之 / 雪国の杉の下で
好き。なんだか艶めかしいかも・・・。


大塚理司 / 王国
ネーミングが秀逸。何億年も前に、こういう王国があったかも


トビアス・レーベルガー / フィヒテ
森の奥に、ドイツ文学図書室が現れる。


エステル・ストッカー / 憧れの眺望
彼女は線遊びの名手


豊福亮 / 樂聚第
黄金の茶室は・・・。


鞍掛純一+日本大学藝術学部彫刻コース有志 / 脱皮する時
玉座に座って楽しむ作品だったのだな・・・。

松代城の作品は、山の上まで、辿り着くまでが大変で、大変だった分、ポイントが高くなったかも・・・。


ベリフェリック / まつだいスモールタワー
この塔も、技ありだなあ・・・。



=====
桐山集落へ

BankART妻有2022にて
1台だけ、アキノリウム現る!
こへびさんにリクエストしたら、ささやかに演奏を聴かせていただいた!
まさか、ここで再会できるとは!


淺井さんの作品も、それとすぐ分かる作風。面白い。

でも、ここの古民家は、いろんな作品が混ぜこぜで、全体としてはよく分からず・・・。
蜂も怖かった。
ここのワークショップに参加するには、勇気がいりそう。


クロード・レヴェック / 静寂あるいは喧騒の中で/手旗信号の庭
この作品もとても印象的。
何が何だか分からないけれど・・・。






マーリア・ヴィルッカラ / ブランコの家
往時の二人姉妹は、この足踏みミシンで裁縫していたのかな???
肝心のブランコは、ぶれてしまって、写真失敗・・・。
揺れるブランコが、とても詩的。


途中、山の景色が素晴らしい!
いったいどこが見えているのだろう?
帰って調べたら、刈羽黒姫山だとさ。とても立派な姿だった。
とても891メートルの山には見えない。夏の蒸気のせい???


リチャード・ディーコン / マウンテン
骨太で、「山」がふさわしい。


多分、ねむの木が、いい感じだった。


ここは富良野?


フランシスコ・インファ / 視点
写真をよく見ると、なかなかに面白い効果が感じられる作品・・・。笑


妻有アーカイブセンターの中のカフェで、しばし休憩
くろもじのティーが珍しくて、引き寄せられてしまった。
さっぱり、トロピカルなようで、不思議な味わいだった。美味しかった!
さぁ、残り時間も頑張ろう!


イ・ブル / ドクターズ・ハウス
歪み鏡像系作品も、とても魅力的。
これは、悪魔の差配か???



道を間違って、奴奈川キャンパスへ
奴奈川キャンパスのカフェは、完全予約制みたい・・・。

ツァイ・ツァンホァン(蔡燦煌)/ パラダイス


草間彌生 / 花咲ける妻有
強力だな!


東弘一郎 / 廻転する不在
彼が羨ましかったので、遅い時間にもう一度訪ねて、おじさんも童心に帰って、ペダルを漕いだのです。


ジャン=リュック・ヴィルムート / カフェ・ルフレ
なるほど、この作家さんは、フランス出身なのか・・・。
どうりで・・・。


ファブリス・イベール / 火の周り、砂漠の中
何が輝いて見えるかは、人それぞれ、いる場所によって、違うかもしれない。


河口龍夫 / 「関係 - 黒板の教室」(教育空間)


海水面上昇?


松代地区も、見ごたえあり
作品が多すぎて、丸一日かけても、半分も見られなかったけど・・・。

あと、空き家プロジェクトの作品は、地図を見ながら探すのが、かなり大変で、疲れた。
探した挙句、実は作品展示休止で、なかったり・・・。
車の運転は得意ではないので、車で行きつ戻りつしたりして、なんだか、ガソリンを無駄に消費してしまっている感じ。

瀬戸芸と違って、妻有の芸術祭は車で移動するのが前提になっているので、「大地」を冠しているのに、ちょっと自然に優しくない芸術祭なのでは?と複雑な心境。(運転技量の未熟さはあるのだけど・・・。)

とりあえず、大地の芸術祭はいったん終了で、明日の山に備えるとしよう!
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大地の芸術祭2022@越後妻有その2~十日町

2022年08月14日 | 絵・写真・美術館
二日目は十日町地区の作品を鑑賞


Mapped to the Closest Address / 誤山を眺める
検温するために、まず、ここを訪ねる。
検温を終えたら、ちょうどワークショップが始まったところで、「参加しませんか?」と声を掛けられる。
まあ、そういうのもいいかな・・・、と参加することに。(芸術祭でワークショップを体験するのは初めて)
なにやら、環境に関するワークショップだった。
石を持って、ストレッチ体操することに・・・。笑 いい体験だった。
石一つにも、とてつもなく長い歴史がある。その歴史の重みを頂く。
自己紹介で、山登りをすると言えば良かったのに・・・。と後で思う。
講師の方の話は、ゆっくりとした英語だったけど(日本語の通訳もあったけど)、聞き取れたのは半分くらいかな?
改めて、英語がちゃんとできるといいな・・・。

ドミニク・ペロー / バタフライパビリオン

面白い、鏡の屋外作品!


本体の作品は都合で割愛。
これだけだと、なんじゃらほい?笑


蓮が盛りだった!

うぶすなの家にて

澤清嗣 / 風呂
これからは、こういうお風呂でしょう!>住建メーカーさん
豊かな暮らしの最先端。
問題は掃除のしやすさや機能性(保温性)と、どう調和させるか?笑


布施知子 / うぶすなの白
心があらたまるような素敵な折り紙の作品
丹精込めて、丁寧に作られている作品には、頭が下がります。

うぶすなの家のスタッフさん(こへびさん?)、明日から瀬戸芸に行くとのこと、楽しそうに話されていた。
妻有の芸術祭と瀬戸芸、いろいろ交流があるんだなあ・・・。
次回は、うぶすなの家でランチしたい・・・。


山本想太郎 / 妻有田中文男文庫
将来、こういう書架が持てるといいな・・・。


河口龍夫 / 農具の時間
ある瞬間、人が消失し、農具だけが残ったような、不思議な感覚に・・・。
こへびさんが言っていた、「人は農具に使われているのかもしれません」もなるほど。
とても印象的だった。
消失系の作品には、はっとさせられるものが多い。


もうひとつの特異点 / アントニー・ゴームリー
特異点は1つではなくて、複数あるかも。
特異点は環でつながっているかも。
かけ離れたものを、特異点がつなぐ。
自分は誰と繋がっているのだろう?


景山健 / ここにおいて「縄文の時とともに」
実は、縄文土器の元祖?
縄文時代、こんな風にして、祭壇が作られていたのかも?


酒百宏一 / みどりの部屋プロジェクト2021-2022


葉緑素が抜けてしまった?


時間がなくて、葉っぱ作成に協力できなくて、ごめんなさい!


深澤孝史 / スノータワー
豪雪の地の雪かきの重労働が昇華!


椛田ちひろ / ゆく水の家
個人的に、上野洋子「水」が思い浮かんでしまう・・・。


栗真由美 / ヒルズクラウド
栗さんは、愛知県出身の作家さん。
瀬戸芸でも、六甲ミーツアーツでも、印象的な作品を出していられた。
今回の作品も、とても好きだった。
温かい家々の明かりがかすかに揺らめいていた。柔らかに詩的な作品だった。



その後、5時が来てしまったので、6時まで開館している、越後妻有里山現代美術館 MonET(モネ)へ。


目 / movements
何千個もの時計の群れ・・・。
電池切れで動いていないものもあるとのこと。


名和晃平 / Force
圧巻だった。
予習してなかったので、仕組みがまるで分らず。???だった。
シリコンオイルを組みあげ、循環させているとのこと。
水とは性質の違う異質の「力」だった。
水が滅びて、オイルに支配される異世界を思い起こさせらる。


十日町現代美術館のカフェは、さすが!で、心憎い。

=====
十日町地区の作品も、全体の何分の1しか見られなかった・・・。
それでも、見応えのある作品が多くて、飽和状態・・・。

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大地の芸術祭2022@越後妻有その1~津南

2022年08月13日 | 絵・写真・美術館
天候不順のため、予定していた山登りは中止して、大地の芸術祭@越後妻有へ行くことにする。
ほとんど下調べする時間もなかったので、突撃状態で・・・。
(3年前の記憶も残っていて、油断していた・・・。笑)

朝6時に出立して、昼前に津南に到着。
栄村の道の駅でお昼を頂いて(生姜焼き、美味しかった!)、見学スタート!

長野からアプローチした場合の入り口になる、上郷グローブ座から。
(栄村の道の駅からすぐだった・・・。)

パオラ・ピヴィ(イタリア/アメリカ)の作品
こういう、おおらかな作品は好き。
芸術祭のスタートとしては、幸先よし!


加治聖哉 / 廃材水族館
回遊魚になったつもりで、ぐるぐる歩くと、魚たちが泳いでいるよう。


早崎真奈美 / Invisible Grove 〜不可視の杜〜
この日、一番印象的だったのは、この作品
丁寧に作られていて、シルエットの移り変わりを、ついつい眺めてしまう。






作品とは関係ないけれど、会場は、とある酒造会社の中だったので、様々な苗場山が飾られていた。
山好きとしては、密かに嬉しかった。

隣の松之山地区に、行ってみることにする。
これが遠いのだ・・・。

藤堂/パレス鳥倉
こへびさん?が丁寧に解説してくれたけれど、英語だったので、うまく理解できない。
英語力まだまだ・・・。






作品とは関係ないと思うけど、会場は古民家の廃屋なので、思いがけない、出会いがある!

観てみたい!


懐かしい!
彼女は誰かな?
この雑誌、もう廃刊しているよね・・・。

オーストリアハウスにて

あざらし話
この映像作品は、ついつい、結末を知りたくて、眺めてしまう。


最近のぬいぐるみは良くできているなあ

津南地区は、他、音楽を扱った作品が幾つかあって、何か発見はあるかな?と楽しみにしていたけれど、
正直、ちょっと良さが分からずじまい。
大体は空調が聞いていないので不快な暑さの中、時間を気にしながら(いろいろ見ようと思うと、一つ一つの作品に時間をかけにくい)と言う事情のせいかもしれないけれど・・・。

それにしても、初日は完全に準備不足、コースの研究不足。
大地の芸術祭の規模の大きさを思い知らされる。展示作品を一通り見ようと思ったら、1週間では見切れないのでは?


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瀬戸内国際芸術祭2022春~その3直島

2022年05月03日 | 絵・写真・美術館
宇野港到着後、予想どおり、駐車場が満車!
困ったなあと思いつつ、運よく、海沿いに、停められる場所を見つけて、事なきを得る。
この場所は次回も使わせてもらおうか・・・。

タイミング良く、フェリーが出てくれて、直島へ出発!




今回、残り3時間ほどになってしまったので、3年前の時パスしたベネッセハウス周辺を巡ってみることにする。
(本当は新作の「時の回廊」を見たかったけれど、予約が取れず・・・。)

新作のヴァレーギャラリーは如何に!



ナルシスの庭(草間彌生)
とても印象に残る作品だった。
こえびさんにいろいろ教えて頂いた。
1つ1つのステンレスボールが、ナルシスの庭なのだそうだ。




常に、自分が中心に映る!


ナルシスの庭どうしが映り合う。


不思議な球面の世界に魅了される。
地中美術館のウォルター・デ・マリア作品の変奏曲とも言える?


池には、ナルシスの庭 軍団が!

安藤忠雄氏の建物も興味深かった。
雨の日の水滴のついたナルシス、午前中の陽が射した時のナルシスは、どんな姿を見せる?

あと、こえびさんの話は、ヴァレリーギャラリーには本当はナルシスの庭ではなくて、別の作品が展示される予定だったとのこと。
制作が間に合わず、ピンチヒッターで今回のナルシスの庭が展示されたとのことで、これが見られるのは、今回限りかも?
いい巡り合わせで良かった!


桜の迷宮
ぜんぜん手入れされてなくて、桜の頃に行くといいのかな?


ベネッセハウス周辺の彫刻
石灰石?


あの辺りに日が沈むか・・・。
太陽と水面と自分を繋ぐ最短の場所




ベネッセハウス・ミュージアムも鑑賞。
16時からは、説明のツアーが開かれているとのこと。
難解な作品も多いので、次回は参加してみたい。






なんとなく、通り過ぎると気づかないけれど、ゆっくり眺めていると、彼らはゆらゆら動いていて、表情が変わる。
いろいろ考えられている!


そうだ! こうやって撮ればいいのだ!
ひとつ謎が解けた。
(ハレーションしないように取るのに、とても苦労・・・笑)


本家の地中美術館、ウォルター・デ・マリア作品もまた見てみたい。










ベネッセハウスビーチ夕景


下船

いろいろな島で開催されている瀬戸芸だけど、直島の作品はとても充実していて、現代アートの聖地と言われるのも頷ける。
じっくり見ると、直島だけで1日で足りない気がする。
次回こそ、未鑑賞の要予約作品を!

宇野からの帰り、神戸の手前で、猛烈に眠くなって、仮眠と思ったら、熟睡してしまい、
愛知県の自宅にたどり着いたのは、翌朝8時に・・・。笑
GW中も、深夜と早朝の高速はスイスイ快適で、休日割引はなくとも、深夜割引の効果は絶大で、きまぐれな車の旅もいいものだ。

出たとこ勝負、かなり無謀だったけれど、いい旅だった。
(食べる楽しみも諦め、日の出と夕日を欲張りすぎて、睡眠不足との戦いの旅だったけれど。笑)
夏と秋も楽しみ!


コメント
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