みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

大地の芸術祭2022@越後妻有その2~十日町

2022年08月14日 | 絵・写真・美術館
二日目は十日町地区の作品を鑑賞


Mapped to the Closest Address / 誤山を眺める
検温するために、まず、ここを訪ねる。
検温を終えたら、ちょうどワークショップが始まったところで、「参加しませんか?」と声を掛けられる。
まあ、そういうのもいいかな・・・、と参加することに。(芸術祭でワークショップを体験するのは初めて)
なにやら、環境に関するワークショップだった。
石を持って、ストレッチ体操することに・・・。笑 いい体験だった。
石一つにも、とてつもなく長い歴史がある。その歴史の重みを頂く。
自己紹介で、山登りをすると言えば良かったのに・・・。と後で思う。
講師の方の話は、ゆっくりとした英語だったけど(日本語の通訳もあったけど)、聞き取れたのは半分くらいかな?
改めて、英語がちゃんとできるといいな・・・。

ドミニク・ペロー / バタフライパビリオン

面白い、鏡の屋外作品!


本体の作品は都合で割愛。
これだけだと、なんじゃらほい?笑


蓮が盛りだった!

うぶすなの家にて

澤清嗣 / 風呂
これからは、こういうお風呂でしょう!>住建メーカーさん
豊かな暮らしの最先端。
問題は掃除のしやすさや機能性(保温性)と、どう調和させるか?笑


布施知子 / うぶすなの白
心があらたまるような素敵な折り紙の作品
丹精込めて、丁寧に作られている作品には、頭が下がります。

うぶすなの家のスタッフさん(こへびさん?)、明日から瀬戸芸に行くとのこと、楽しそうに話されていた。
妻有の芸術祭と瀬戸芸、いろいろ交流があるんだなあ・・・。
次回は、うぶすなの家でランチしたい・・・。


山本想太郎 / 妻有田中文男文庫
将来、こういう書架が持てるといいな・・・。


河口龍夫 / 農具の時間
ある瞬間、人が消失し、農具だけが残ったような、不思議な感覚に・・・。
こへびさんが言っていた、「人は農具に使われているのかもしれません」もなるほど。
とても印象的だった。
消失系の作品には、はっとさせられるものが多い。


もうひとつの特異点 / アントニー・ゴームリー
特異点は1つではなくて、複数あるかも。
特異点は環でつながっているかも。
かけ離れたものを、特異点がつなぐ。
自分は誰と繋がっているのだろう?


景山健 / ここにおいて「縄文の時とともに」
実は、縄文土器の元祖?
縄文時代、こんな風にして、祭壇が作られていたのかも?


酒百宏一 / みどりの部屋プロジェクト2021-2022


葉緑素が抜けてしまった?


時間がなくて、葉っぱ作成に協力できなくて、ごめんなさい!


深澤孝史 / スノータワー
豪雪の地の雪かきの重労働が昇華!


椛田ちひろ / ゆく水の家
個人的に、上野洋子「水」が思い浮かんでしまう・・・。


栗真由美 / ヒルズクラウド
栗さんは、愛知県出身の作家さん。
瀬戸芸でも、六甲ミーツアーツでも、印象的な作品を出していられた。
今回の作品も、とても好きだった。
温かい家々の明かりがかすかに揺らめいていた。柔らかに詩的な作品だった。



その後、5時が来てしまったので、6時まで開館している、越後妻有里山現代美術館 MonET(モネ)へ。


目 / movements
何千個もの時計の群れ・・・。
電池切れで動いていないものもあるとのこと。


名和晃平 / Force
圧巻だった。
予習してなかったので、仕組みがまるで分らず。???だった。
シリコンオイルを組みあげ、循環させているとのこと。
水とは性質の違う異質の「力」だった。
水が滅びて、オイルに支配される異世界を思い起こさせらる。


十日町現代美術館のカフェは、さすが!で、心憎い。

=====
十日町地区の作品も、全体の何分の1しか見られなかった・・・。
それでも、見応えのある作品が多くて、飽和状態・・・。

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