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みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

早春の兼六園

2008年03月15日 | 
金沢に来たからには何はともあれ、兼六園。
と言うことで、先週3/8,9の兼六園の写真記。けっこう撮影を満喫したのでした。


太陽も西にだいぶん傾いていたっけ・・・。


梅園では、蕾膨らむ。


早朝、霜化粧が綺麗だった。@広坂の入り口付近。


水底の石にも、配慮が行き届いている


苔むした岩も、光を浴びて、美しい。


岩や灯篭が、ぽつぽつと、いい佇まい。


少し相生松だろうか?「あいおい」=相老いる、いい言葉。


撮影ばかりで、水流の音を思い出せない・・・。


琴柱灯篭(ことじとうろう)、兼六園の真打。


曲水に敷き詰められた石も、いい感じだったな。


朽ちた円


川底のオーロラ。
陽を浴びて、みどりの藻が蛍光を放って、浮かび上がってた。
今回の兼六園で、一番、印象に残ったかな・・・。


雁行橋と雪見橋の習作


春はすぐそこだけど、雪吊りに間に合った。


春はすぐそこだけど、なんとか、残雪にも間に合った。


曲水の習作


水面に光の粒がきらめくのは、やっぱいいいと思う。@時雨亭の近く

兼六園は、被写体が多すぎて、ついつい、いろいろ入れたくなって、難しいと思う。

今まで、撮影に興じてばかりなのは、本来の雰囲気の良さを味わってないようで、後ろめたい感じがあったのだけど、
気にせずに、どんどん撮ることにする。「私を撮って!」という声がいろいろ、聞こえてくるから。
被写体を求めて、よく観察することは、それはそれで、意味があることだろう!、開き直りか・・・。

願わくば、躑躅や紅葉のころに、再訪したいな。
おわり。
コメント (4)
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明石は佳きところ哉

2007年02月02日 | 
先週の土日、明石方面に小旅行。
食いしん坊なので、まずは、明石焼き
老舗のきむらや、ふわふわの明石焼きは、実に美味。(しまった!クーポン券があったんだ・・・。)
たこやアナゴの海の幸も嬉しい。



駅からすぐのところに、ゆったりとした明石公園があるのも、ポイントが高い。
夕暮れ時、お城の白壁が、いい感じだ。
さりげなく月が浮かんでいて嬉しい。



間近で眺める明石大橋。う~ん、力学的に完成された構造物は、美しい。

散策をすると、いろんなお花に出会えて、喜ぶ。

水仙、淡路島や越前海岸にも行ってみたくなる。



冬咲きのチューリップもあるんだね。賢くなった。



蝋梅(ろうばい)、よい香りだなぁ。
蝋梅は「梅」の名前を関しているのに、実は梅とは違うことを知る。賢くなった。

明石は実によいところだなぁ。すっかり明石ファンになってしまった。
誘ってくれた彼女に感謝だ。
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鐘をつく

2006年11月08日 | 
この休み、大和路へ小旅行。
当尾(奈良の近くの京都府)の里浄瑠璃寺岩船寺を訪ねた。
紅葉は、ようやく色づき始めたという感じ。
浄瑠璃寺のもみじの、緑から赤に移り行く様子が、きれいだなぁ。

岩船寺では、生まれて初めて鐘をつく。
驚いた。
実にいい響きなのだ。
温かさ、柔らかさ、いろんな音色が入り混じりあってる。
さまざまな思いを凝縮したような玄妙で複雑な響き。
その響きは、静かに細く、細く、どこまでも続いてゆく。
最後の音を聞き届けるまで、その場を離れがたい不思議な感覚。

自分でついた鐘の音は、とても深くて心地よい音だった。
鐘の音も、ピアノと同じで、自分で鳴らすのと聞くのでは大違いだった。
不思議と心落ち着いてくる。
除夜に鐘をつくことの意味もなんとなく分かった気がする。

鐘ついて鐘の音だけの秋の暮
(そらみみ)

帰路、近鉄奈良駅までのバスは大渋滞で、20分程度の道のりが1時間以上かかる。JR加茂駅に出るほうがいいのかもしれない。
パンフレットのバスの時刻と、実際のバス停のバスの時刻がずれていて、あやうくバスに乗り損ねるところだった。危ない、危ない・・・。>奈良交通殿にイエローカード!

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彦根、よきとこ

2006年10月14日 | 
先週の休み、近江は彦根へぶらりと出掛ける。
彦根界隈をぶらぶら。ゆっくり休暇を楽しんだ。彦根はいいところだった。

白壁や石垣が美しい彦根城。関が原の合戦の頃、築城されて以来400年、築城当時のままの天守閣。天守閣の中、曲がりくねった木をふんだんにつかった木組みの見事なのに驚く。

彦根城に隣接する玄宮園は、青空にみどりの水面が映えて美しい。お茶を頂きながら、鳥や虫の音に耳をすませるのも心が落ち着く。秋の佳き日、彦根城の周りは散策するに、とてもよいところだ。

霊験あらたかな多賀大社。古の和の伝統を感じさせる美しい社だ。
少し車を走らせて琵琶湖の湖岸で、散歩するのも気持ちいい。

今回、訪れた食事処もとてもよかった。いいくじを引いたと思う。
せんなり亭伽羅で頂いた近江牛の肉鉄火のやまかけ丼、やまかけは大好物なのだけど、熟成した燻製肉を思わせるお肉の旨味と とろろが絶妙で、とても美味だった。値段も手ごろ。
花みづ木の四季膳、これもほんとうに美味しく頂いた。蟹風味の豆腐や、山葵?の白和え、かずのこをマヨネーズと辛子?で和えたもの(同伴者談)は、特に印象に残る美味な味わい。

残念ながらピアノ的なレポートはなし。うんと?彦根城の近くの博物館で見た、篳篥(ひちりき)や琵琶などの楽器ぐらいかな?音を出せるとよかったけど、展示されてるだけです。
歴史のある街らしく、俳句がちらほらなのも、いいなぁ。

鮒鮓(ふなずし)や彦根の城に雲かかる
(蕪村)

名月をとってくれろと泣く子かな
一茶

彦根は自分の住む愛知県北部からは、1時間半ぐらい。
今回は回れなかったお寺や見所も多いので、また訪ねてみたい。
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鎌倉Part1~報国寺の竹林~

2006年03月13日 | 
梅の香に誘われて、昨日は鎌倉へ。
北鎌倉から鎌倉街道(東)方面のお寺と神社をそぞろ歩き。(と言いつつ、実は前夜楽しんだ遊佐未森さんの住まいが鎌倉なので、聖地巡礼の意味合いの方が強い。梅の香云々と言えるほど自分は風流ではない。)円覚寺、建長寺、鶴ヶ丘八幡宮、報国寺、瑞泉寺を巡った。少しバスに乗ったが、ほとんど歩いてゆける距離で行けてしまう。

午前中の早い時間だったからだろうか?円覚寺、建長寺は訪れる人も疎ら。静かな境内と掃き清められた参道は、気持が落ち着く。前日の渋谷の街の雑踏を思うと、別天地。やっぱり静けさがいい。

今回、訪ねたお寺で、特に印象深かったのは報国寺。竹林のお寺です。見事でした。今まで自分が体験した中で一番見事な竹林でした。頭上の竹をただ見上げるもよし、風にさざめく竹林の音に耳を澄ませるもよし、茶屋から静かに竹を愛でるもよし。竹林の心地よさは、強い線のリズムがあるのだろうか?などと考えずに、無心に竹の良さを感じた方がいいですね。

日本にもまだまだいい場所はあるんだなぁ。


竹に囲まれる


竹林には抹茶のみどりがよく似合う。
コメント (2)
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