タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

遠隔診療で三方良し

2017-11-20 21:27:10 | つれづれ
娘が「変なホテル」というホテルに泊まったことがあるのです。
フロントが恐竜だったりね。
ですがけっこう、裏で人間が頑張っているらしいのですよ。
そういう意味では、まだまだオートマチックな世界は遠そうですね。

去年このブログで、遠隔診療のお話をしたことが有ります。
遠隔診療って、まだまだだなと思っていたのですが、
だいぶ普及してきているようで、来年の診療報酬改定では評価されそうな気配です。
そこで、タマル産ではいち早く、年末までに立ち上げる予定です。

https://clinics.medley.life/business
詳しくは、メドレーという会社のホームページをみてください。
今日はショックなのですが、最後まで書き上げた記事が消えてしまって、もう一度最初からです。

まず自由診療と保険診療での使い方の違いから。
自由診療の場合は、助産師外来でも使えそうです。
これならおっぱいの不安や、赤ちゃんの不安などにもお答えできそうでしょ?
画面を見なが、できるのですからね。

美容皮膚科の予約だって、今でもしていますが、
これはせっかくのT-pointが付かないので、今まで通りで良いでしょう。

一番メリットが有るのは、ピルの処方でしょうね。
とくにアフターピルです。
今日もとても遠方から来院されていましたからね。
自由診療の場合は、初診時から、受診されなくても処方ができます。
ネットでアプリをダウンロードして、
問診票を入力して、カードの準備もして、
それから、遠隔診療を申し込みます。
するとタマル産から連絡が入って、遠隔診療開始となるわけです。

薬を取りに来られるのは、いつだって構いません。
24時間いつでもです。
会計はすでに済んでいますからね。
これなら仕事の都合を気にせずに薬を取りに来れますね。

もちろん普通のピルの場合は、薬を送付することだってできます。
緊急避妊薬のアフターピルだけは、緊急を要しますから、取りに来ていただきたいのです。

次に保険診療ですね。
再診で薬だけ欲しい、という方には便利でしょう。
今までは、2週間毎に来院するのがたいへんという声をよく耳にしました。
ですから、薬だけ、あるいは検査の結果だけ、という場合は、遠隔診療でも構いません。
もちろん普通に来院していただいても良いのですよ。

会計のお話をすれば、遠隔診療の場合も3割負担です。
外来管理加算が取れないので、むしろ安くなります。
クリニックとしては、薬の送料もかかるので、
ここは、予約料という形で、一部自費診療がかかります。
ですが、患者さんにとっては、時間の節約、交通費の節約になりますから、
費用もほとんど変わらないので、メリットが大きいですよね。

遠隔診療を開発した企業にとっても、カードの決済料や、システム使用料で利益が出ます。
これがまさに「三方良し」ではないですか。