タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

神戸より遠い世界

2012-04-16 21:02:04 | つれづれ
今日は、本当は週末に行われた日本産婦人科学会の様子をお書きしようと
張り切っていたのです。
年に1回開催される、産婦人科関係では最も大きな学会です。
ですが赤ちゃんが3人も生まれたので、報告できないことお許しを。
でも赤ちゃんが生まれる方が部屋で講演を聞いているより、
よっぽど学ぶことはあるのだからいいのですヨ。
今では東京と、大阪か京都で交互に開催されるようになったのですが、
今年は関西の順番で、めずらしく神戸が選ばれたのです。
だからちょっとだけ、惜しいチャンスを逃してしまいました。

昔は産婦人科学会は他の学会同様に、日本全国で開催されていましたから、
東北で開催された時に参加したこともあります。
東北と言っても新潟、日本海側で今回の震災とは反対側です。
若い頃はお酒を飲む機会もあったので、
新潟と言えば、八海山、越乃寒梅、雪中海など、その味わいにびっくりしたものです。
もちろん開業してからはアルコールはピタリとやめました。
こちらでは、医師会でさえ会合と言えばお酒が出るので、会合に行く機会も減りました。

そんなことはさておき、今日タマル産に来られていたのは、
お見舞いに来られていたお母さんです。
もちろん子どもさんはタマル産生まれ。
お母さんは小学校の先生なのですが、どうも私からすれば生徒のように思えてしまいます。
ブログを見ていてくださるそうなので、読んでいますね、ゴメンなさい。

ところで先ほどの学会、と聞くと、高尚なことをしているとお考えかどうか。
実は私、産科と婦人科だけでなく、麻酔科も看板に掲げているのはご存知でしょうか?
麻酔科学会にも昔は出かけていて、九州の宮崎なんかにも行きました。
他にも全国を回っていますが、特に印象深かったのは、
東京ディズニーランドのホテルで行われた日本受精着床学会などというのも。
子どもや義理の両親、カミさんの従姉妹とその家族まで連れていきました。
外国でもあるのですよ。
イタリアではファーティリティ学会での発表とか、
ボストンでは何だったかな、バリ島のヌサドゥアとか。
もちろんカミさん連れで。だって外国人は必ず家族で遠征してきますから。
みんな遊んでいるんじゃない?
ちょっとね。

でも今となっては神戸より遠くは行けないんです。
若い頃の思い出を枕に生きています。
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