10月5日(水)、関西への台風18号の直撃が予想されましたが、北に逸れ、高砂市には大きな被害が無く(市にとっては)良かったと思います。(職員の皆さま、警報後は管理職を中心に市役所に残り備えられた事と思います。いつもありがとうございます。)
昨日は、その台風の襲来を懸念して、当初予定されていたカネカ社宅竣工式後の内覧会が中止されました。私の勤める会社(カネカ)は昨年より、厚生施設である社宅の建替えを行い、レトロな雰囲気漂う木造社宅を取り壊し、カネカの技術であるソーラーサーキットシステム(←詳細はこちらを御覧ください)を組み込んだ住宅を社宅として建てました(↓)。
[一つの棟に5世帯(2階建)がつながっており、それが6棟、合計30世帯分の新社宅が完成しました]
そして、その社宅エリア内に設けた公園が↓。
その向こうに見える建物は集会所。こちらが秋祭りカネカ社宅自治会のお宿となる為、本日こちらにてお宿開きが行われます。その前で子供たちが遊ぶ姿を想像すると、嬉しくなります。
さて、昨日私は『たかお治久後援会報(NO.20)』作成に向け、9月定例議会で配布された資料等を読み返しました。その中には『公共施設等総合管理計画』(素案)や『施設カルテ』といった物もあり、現在高砂市が所有する施設の様子が維持費や収入、利用者数等を掲載し、全体像が明らかになりつつあります。
このことと財政的見通しを踏まえ、今後は素案通りであれば「40年間で30%の保有施設の削減を実施する」等と正式に方針が出され、それ以降はどれをどう削減するのか、が議論の対象となってきます。
カネカ社宅の様に、レトロな雰囲気を一新し、新たな施設を必要規模で再設置することが出来ればいいのですが、公共施設の場合、削減を進めなければなりませんし、恩恵を受ける人が違うだけに中々難しい所があります。
でもそれをしなければ自治体の持続可能な運営はできません。このことは随分以前から分かっていたことですが、本当に厳しい議論はこれからです。
最大のウエイトを占める公共施設は教育関係の施設である小中学校、これかを生徒の減少傾向を受けて(廃校は難しいので)縮小することで数%の削減にはなると考えますが、その他での突っ込んだ削減政策が必要と見込んでいます。
先々の事を見込んで策を講じていくことが非常に大切ですが、本日はお宿開き、五穀豊穣、自然に感謝し、集う人達との親睦を深めたいと思います。