昨夜は中秋の名月。一年で一番美しい月、とされている。
日本人は月が好きである。新月から満月に至さまざまな月を愛でてきた。山の端にかかる月、春の朧月、天心に冴えわたる月…、時々の月を謳ってきた。中でも、9月の夜空に輝く中秋の名月を、一つの行事として迎えてきた。
外国には月を愛でる風習はないのだろうか? ナイヤガラ瀑布を照らす月や、ブルージュの尖塔にかかる月は美しかった記憶があるが。
このところ、雲の多い日が続いたが、昨夜は神の恵みかよく晴れた。わたしも人並みに、何枚かカメラに収めた。
失敗したのではない。どんな顔しているか隅から覗かせたのだ