今日でお正月も終わり。門松も片づけた。いわゆる「松も取れた」というやつだ。明日からいよいよ仕事か…、という思いと、改めて今年は何かあったっけ…?、と思いを巡らす。
仕事の面ではいくつか処理しなければならない悩ましい問題もあるが、これは業務としてはつきもので、いうなれば通常通りということだ。自分の向こう一年の計画を見ると、ほとんど何もない一年といえる。私としては珍しい年だ。
海外旅行の計画は今のところない。国内旅行も、「春に木曽谷を下ろう」という話が一つあるくらいで、昨年とは様変わりだ。その木曽谷だってどうなることかわからない。予てから、一度ゆっくり辿りたいと思っているコースではあるが。
酒の話は随時出てくるだろう。すでに年賀状には「ぜひ飲みに行こう」というのが数件あるが、これとて通年ペースだ。酒蔵巡りの」計画も今のところないが、若手蔵元が新しい試みに取り組んでいる蔵で、いくつか行ってみたい蔵はある。
まあ、例年になく計画のない年で、これも齢のせいかもしれない。神のお達しか?
そんな中で、娘と「今年は落語と歌舞伎を見よう」と話し合った。娘はミャゴラトーリというオペラ創作集団を主宰しており、専らイタリアオペラを上演しているのだが、単にイタリア文化を引き写しに持ってくるだけでなく、「日本人の視点」を持ちたいというわけだ。
日本の庶民文化と言えば何といっても落語と歌舞伎だ。娘とともに、「月に一回末広亭に通い、盆と暮れに歌舞伎を見る」、なんてしゃれているのではないか?
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