わが家にも彼岸花が咲いている。わずか10本程度であるが…。
しかも律儀なことに、中旬ころから一本づつ咲き始め、お彼岸の中日に咲きそろい、今日も元気に咲き続けている。彼岸花という名前を自覚し、お彼岸にはちゃんとその任務を果たしているのである。
天候不順、経験したことのない天災、…が襲う世の中になっても、自然の営みは確実に行われているのだ。先日のこの稿で、猛暑の夏が長く一挙に寒くなるようでは、秋はなくなるのでは…と嘆き、「暦を作りかえる必要があるのではないか?」と書いたが、この営みを見る限りその必要はなさそうだ。
ただ、今日の各紙を読むと、国連の「気象変動に関する政府間パネル(IPCC)」が、今の人為が続けば、「2000年前後に比べて今世紀末の海面は最大82センチ、平均気温は4.8度上昇する」と予測している。
人間の叡智が問われているのである。
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