旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

白内障の手術(左目)を終えました

2019-04-10 17:17:12 | 時局雑感


 予てから担当医師に薦められていた白内障の手術に踏み切った。5日に入院、6日に手術、7日に無事退院した。本日その結果の診断があったが、「きれいに処置を終えており、何も問題はない」ということだった。
 しかしこの手術により、特に視力が回復したということもなかった。多少明るく見えるようになった感じはあるが、決定的な改善はない。そもそも私の左目は、加齢黄斑変性で、網膜の真ん中が黒幕で覆われ、視力大半を失っている。光は失っていないがほとんど役に立っていない。
 しかし医師は、本命の右目を手術する前に左目をやり、右目の万一の時に備えておくべし、と強硬に主張する。「そもそも見えない眼をいじくる必要があるのか?」という強い疑問があったが、所詮は医師の指導に従うしかない。
 結果は無事に終わったので、次は本命の右目だ。これの方が緊張する。なんたって、0.3しかない視力の右目に全てを依存して生きているのだから…。医師によれば、白内障を治せば0.5~6は見えるのではないかというのだが…?
 何よりも、今晩の晩酌が楽しみだ。手術後はアルコール不可という指示に、「たいして役にも立たない左目の手術で酒も飲めないとは何事ぞ」と機嫌を悪くして抗議したが、「アルコールは炎症を起こす可能性なしとしない。医者として可とは言えない」と決然と言い切られて引き下がった。道理ある医者の指示にも従えないようでは、人間としての値打ちが問われる、と思ったからだ。
 まあ、この5日間の断酒で、少なくとも肝機能など他の病状には好結果をもたらしたことだろう。人間の体もうまくできているのだ。


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