旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

うれしい出来事 … ご近所のOさんが「ミャゴラトーリ」の支援者に

2014-06-08 12:05:32 | 文化(音楽、絵画、映画)


 昨日は前日から降り続く雨で終日家に閉じこもっていたが、その重たい気持ちを吹き飛ばしてくれる嬉しい出来事があった。
 夕方、薄暗くなった玄関のチャイムが鳴るのでドアーを開けると、近くに住むOさんが傘をさして立っている。Oさんの言うには、「…昨日奥さんが、お嬢さんの企画するオペラのチラシを投函してくれました。ついては券を2枚購入したい…」とのこと。
 あわてて中に入っていただき話を聞くと、「実は投函いただいたチラシを印刷した業者が私の高校の後輩で、彼から、お嬢さんたちの熱心な活動とその趣旨に感動してチラシ制作にも力を入れ協力した、といういきさつを聞きました。そこへチラシが投函されたので早速購入に来ました」と言う。
 もっと嬉しいことには、「お譲さんのホームページを読むと支援者の会があるそうで、私も感動しましたので入会したい」と、年会費1万円を差し出す。これにはこちらが感動した。何度か書いたが掲題の「ミャゴラトーリ」というのは、娘のオペラ創作活動の母体であるが、金も大きな後ろだてもない会で、毎年の公演は心ある支援者の支援金(年会費1口1万円、特典は公演や支援者の集いなどへの招待)でかろうじて繰り回している。
 その支援者に、ご近所に住む方が入ってくれるというのは嬉しい。立ち上げて5年目に入るが、ようやく足が地につく気配が見え始めたか…?

 O氏が購入してくれた券は、7月24,25日に「座・高円寺」で公演する『ラ・ボエーム』。オペラ界の鬼才と言われる岩田達宗氏の演出を得て、“小劇場演劇的オペラ”という新しいジャンルに挑む意欲的な計画だ。是非成功して新しい境地を開いてほしい。

         
                        『ラ・ボエーム』チラシ(表裏)


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