旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

今年はどうなる … 政治、経済、国民生活

2014-01-15 14:57:41 | 政治経済

 

 今年はどうなると題して、酒、旅、人と自分の事ばかり書いてきた。自分の力や考えだけではどうにもならない政治や経済、それに伴う人々の生活はどうなるのだろうか?

 先ず政治だが、今年は間違いなく政治の年になるだろう。年明け早々、沖縄では普天間基地の辺野古移設をめぐって名護市長選が争われている。基地縮小、移設なら少なくとも県外へは沖縄県民の悲願であろう。戦後70年近くたって、いまだ広大なアメリカの基地を許し、しかもその7割を沖縄に押し付けたままでは事が収まるはずはあるまい。難しい問題だ。
 首都東京では突如と湧いた都知事選で、細川、小泉という元首相連合が脱原発を掲げて躍り出た。一極集中、国の顔を代表する首都東京で争うに格好のテーマだ。電力を大量に使用し、問題の東京電力の株主でもある東京から、国のエネルギー政策の論議を呼び起こすことを期待する。
 事の成り行きによっては、一強を誇る安倍自民党にくさびを打ち込むことになるかもしれない。

 経済はどうなるか? 景気は好転しているというニュースがかなり流されているが、その恩恵を受けるのは大企業中心で、中小企業や国民生活はよくはならないだろう。消費税増税はその最たるものだ。
 アベノミクスなんて一般庶民には何も役立ってないのではないか? 株高など関係ないし、円安なんて自動車や電機など一部輸出企業にはいいのだろうが、安い輸入商品に頼る貧困層には円安は打撃となる。異常気象からくる厳しい寒さを前に、油の値上がりだけでも身に染むだろう。
 今年の経済は、言われているほど好転することなどなく、消費税引き上げ後後半に向けて相当に波乱要因を含んでいるのではないか?
   


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