旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

今年を振り返る … 平穏な生活

2012-12-20 20:21:58 | 時局雑感

 

 今年も余すところ11日となった。今年はどんな年だったのか?
 一言でいえば平穏な一年、というべきか? 昨年は、オーストラリア旅行中に日本が東日本大震災に見舞われたり、その翌月には軽く済んだとはいえ脳梗塞に襲われたり、かなり激動感があったが、それに比べれば平穏であったのだろう。

 海外旅行にも行かなかった。しかし国内はかなり旅した。夏から秋にかけて予て行きたいと思い続けていた四つの旅を実現した。7月、北アルプスの一角「白馬五竜高山植物園」を訪ね、あの「ヒマラヤン・ブルー」に会ってきた。8月には秋田羽後町の「西馬音内盆踊り」を二夜たのしみ、10月には初めて「尾瀬」(燧裏林道)を歩いた。11月には高知の旧友を訪ねて、待望の四万十川の中流をゆっくりとドライブした。いずれも素晴らしい思い出として残っている。

 酒も飲んだ。上記の旅でもその地を蔵を訪ね、その地の酒をたくさん飲んだ。どのくらい飲んだかは記しようもない。齢は重ねるが酒量の減らないのが悩みだ。
 一つ珍しい酒としては、四合瓶3万円の酒も飲んだ。『獺祭“磨きその先へ”』という酒だ。一人ではとても飲めないので、7人で金を出し合って飲んだ。それにしても、「贅沢もいい加減にせよ」と言われそうなので、それ以上のことは書かない。

 5月には、郷里臼杵で「臼杵高校喜寿同窓会」があった。光栄にも同期を代表して卓話を仰せつかったので、『旅のプラズマこぼれ話』と題して話した。今となっては記憶に残る出来事だ。

 こう見ると、決して平穏ではなかったのかもしれない。77歳の年も週2日勤務をこなしてきたし、特に病気もしなかった。その意味では平穏であったと思うのだが、例年に比べて多彩な年であったともいえる。それを平穏な年と言えること自体、有難いことと感謝すべきだろう。


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