旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

よき時代を懐かしむ

2022-11-21 13:39:50 | 時局雑感



 昔の仲間と集まると、必ず「あの時代は良かった」という話になる。あの時代、というのは、1960年代後半から90年代初頭までである。
 先日、三井ホーム時代の同僚2人と会食した。ピアニスト付のシャンソン歌手の歌を、3人で聴きながらワインを飲む、という贅沢な会であったが、そこでも、専ら“三井ホーム時代の最後の良き時代”の話に花が咲いた。
 われわれ三人は、90年代初頭、家具装飾品の買い付けに、ブダペスト(ハンガリー)、サルデーニャ島(イタリア)、ヴェネティア(イタリア)と回ったが、装飾品の物色もさることながら、ついでに、かなり豪華な旅をさせてもらった。
 思い出話として話題になったことは、
・サルデーニャ島の、ISOLLAの方々との山上パーティ
・同じくパラウの地中海クルージング
・私が地中海を泳いだこと
・ヴェネティアの「ムジカンテ」のオペラ歌手たち
などで、詳しくは省略するが、筆舌に尽くしがたい楽しい思い出である。それから30年…。これが正に失われた30年であれば、当時が「最後の良き時代」と偲ばれても仕方るまい。

 


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