前回、「全てが壊れつつある」と題して、中でも「日本が壊れつつある」と書いた。その裏には、失われた30年をもたらしたものは何か、という問題意識があった。
要因については、いろいろと言われている。
①1990年に崩壊したバブルの巨大さ
しかし、30年もの長きにわたり停滞をもたらした例は、他に見ない。
②新自由主義
これも日本だけを襲ったのではなく、他国はそれなりに成長している。
③自民党政治が悪い…これは、天に唾するようなものではないか?
国民はこれを選び続け、近時は特に高支持を与えている。
④労働組合の弱体化、非正規雇用の導入、アベノミクスと黒田金融政策
いろいろと言われているが、30年の停滞は小さくない。様々な要因が絡み合っているのだろうが、この真犯人だけは捕まえたい。だれかズバリ解明してくれないだろうか?