今年も半年を終えようとしている。
6月の終わりになると、毎年このような投稿をしてきた。ただ、今年の思いは少し違う。85歳を迎えて一段と体力の衰えを感じて、残る生涯(せいぜい元気に過ごせるのは2,3年しかない!)を前向きに生きたいと思っていたのだが、思うような毎日ではなかったからだ。
大きな理由は、新型コロナウィルスにより自粛を強いられたことによる。やりたいこと、会いたい人、いろいろと頭に描いていたが、それどころか、従来から継続していた酒の会、旅の会、もろもろの勉強会など、全て計画から消えてしまった。それどころか、今後も実施されるメドも立っていない。
自粛の名目で家に立てこもったため、予てから頭にあった書籍や書類や写真の整理はかなり進んだが、これはいわば後向きの仕事だ。この期に及んで後ろ向きには生きたくない、前向きに生きたい、と思ってきたのだが全て絶たれた。
まあしかし、自粛という名で、コロナという得体のしれない敵と戦ってきたのだ、と位置付ければ、少しは前向きの評価ができるのだろうか?。