旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

減り続ける子供人口 … 日本は先細りか?

2014-05-05 14:24:32 | 時局雑感


 琵琶湖の旅のことばかり書いて来たが、季節も移ろいを早めていた。五月は特に目まぐるしい。1日がメーデー、2日が八十八夜、3日が憲法記念日、4日がみどりの日、そして今日は子供の日。
 昨夜風呂に入ると菖蒲の束が浮いていたし、今朝の食卓にはかしわ餅がのっていた。世の子供たちは、菖蒲湯に浸かりかしわ餅を食って元気に育っているのだろうか?
 各紙の報ずるところによれば、日本の子供人口は1633万人、総人口に占める比率は12.8%で、この比率は先進国ではもちろん、人口4千万人以上の国でも最低だという。統計を始めた1950年は総人口の35.4%いた子供は減り続けて、この間約1600万人も減ったとある。
 そういえば昔は、公園や道端に子供があふれていたように思うが、今は家の周囲を散歩しても子供を見かけることは少ない。特に、やんちゃ坊主たちが大小男女入り混じって揉みあっている姿など見ない。

 国の力は単に人口数だけではないだろうが、子供が少ないのでは将来の勢いは望めないだろう。日本は先細りか?
 戦後フランスが人口減に悩んでいるニュースを聞いて、不思議な国だなあと思った記憶がある。しかしフランスは見事にそれを克服して子供比率も20%近い。日本も恐らく克服していくのだろうが、軽視はできないだろう。

 今日は立夏…、いよいよ万物が成長する時節だ。今月は行事も多く、中旬以降は一日おきに何かある。年寄りも負けないつもりでいるが、子供は大丈夫か?


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