ひょんなことから再び台湾に行くことになった。明後日(5月5日)からワイフの合唱ツアーにお供することになったのだ。もちろん私は歌わないが、指揮者の先生が大変な酒好きらしく、その酒の相手をしてくれというのだ。当然のことながらその大先生には酒の相手など不要であろうが、2年前に初めて行った台湾に、機会があればもう一度行きたいという思いがあったので、渡りに船と行くことにしたのだ。
先の短い命だ。機会があればすべて乗っかるというということにしている。
そういえば、2年前の台湾行もひょんなことから行くことになったのだ。毎年正月に七福神めぐりをしている酒飲み会が、都内近郊の七福神コースを回りつくしたので、「台湾に七福神コースがあるかもしれないから行ってみよう」と、2006年正月に戯れまじりに行ったのだ。
行ってみると、日本七福神の原型と称する「八仙人」に出くわすなど驚いたのであるが、それよりも、スマートに変身しつつある台湾にいろいろと魅力を感じた。
「俺はもっと早くこのお隣の国に来るべきだった」という思いも重なり、再訪の機会を狙っていたのである。
「二泊三日の台北旅行」は、同じJTBさんの企画ということもあり、ホテルから訪問先までほとんど前回と同じである。しかし私にはコーラスのリハーサルの必要がない。その合間を縫って、前回歩く時間の無かった先々を回ろうと計画している。
歩きたい町の一つは「永康街」・・・、前回は西門町が面白かったが。
もう一つは「台湾らしい居酒屋」・・・、これを探すのがむつかしい。そもそも台湾には「酒文化」が花咲いていない。その原因は酒の専売制度にあると思っている。そこらあたりを現場の中で勉強したいのだ。
もう一つは、前回から引き継ぐ大きな課題で、「台湾人は、本当に日本の植民地支配を『善政』と思っているのか?」ということの解明である。もちろん、そのようなことが、わずか3日で判るはずはないが。
その前に、今日は45回目の結婚記念日なので、ワイフと娘と日本の食事をしてきます