末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

救援本部ニュース 453号

2013-05-13 07:55:01 | #すべての原発いますぐなくそう



救援本部ニュース453号 2013.5.13

金のためなら何を売ってもいいのか!

 安倍首相は、連休過程の中東訪問で日本の原発を各国に売り込み、トルコでは、原発輸出に必要な原子力協定の署名で合意。三菱重工業とアレバ(フランス)の合弁企業の原発受注を確実にする協定も結びました。サウジアラビアでは首相自ら原子力協定締結を提案し、協議開始が始まったとのことです。
 首相はトルコのアンカラでの記者会見で「日本の最高水準の技術、過酷な事故を経験した中での安全性への高い期待を寄せられた」と自画自賛し、「事故を経験したから安全技術が高まった」という理屈で臆面もなく原発輸出を進める考えを示しました。
 今回の中東訪問には、三菱重工業の宮永俊一社長や国際協力銀行の奥田碩総裁(トヨタ自動車会長、経団連会長などを歴任)らが同行。「政官業」でタッグを組み、原発輸出を推進しようというのです。
 しかし、福島第一原発事故の現状はどうでしょうか。行政書士の方が東京新聞に投稿しています。「増え続ける汚染水や使用済み核燃料の処分といった根源的な対策は、どうなっているのか。いまだに放射性物質を空気中に放出している同原発。…汚染水は日々刻々と増え続けている。…汚染水の放射能を完全に除去することは、現代の技術では不可能である。…汚染水や放射性廃棄物は、〝絶対に腐ることのない猛毒の生ごみ″のようなものである。…永久に猛毒であり続ける始末の悪い代物なのだ」
 この恐るべき現実を前に、「事故を経験したから安全技術が高まった」、だから原発輸出だ、とはよく言えたものです。
 絶対ありえない。全原発廃炉しか、人類が生きていく道はありません。国際連帯で断固、闘っていきましょう。

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