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救援本部ニュース451号 2013.5.11
作業員の命や安全が二の次になっている!
東京電力福島第一原発事故の発生当初から収束作業に従事してきた「ハッピー」さんのツイッターが注目されています。
5月5日付東京新聞は、福島第一の近くに家があり、作業員として長年働いてきたハッピーさんが語った、2年間を超える収束作業で感じた疑問などを伝えています。
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ハッピーさんのつぶやきには現場で感じる政府や東電への率直な疑問が多い。政府や東電が、根拠のない楽観的な見通しを示したり、きちんと説明しない発表をするたびにいらついた。
「総理が24時間作業しろと言っているから何とかしろ」。こんな指示が現場にとんだこともあった。無理やり24時間体制のシフトを組んだが、作業効率が落ちた。
現場の状況も考えず毎月発表された工程表にも悩まされた。「政府がやるって発表しちゃったから作業を急いでくれ」と言われ、準備もできていないのに夜中に駆り出されたこともあった。
特に、防護服を着ての夏の作業では何度も倒れそうになった。「休め」とは言われるが、工程表はそのまま。作業員の命や安全は、二の次になっていると感じた。
収束宣言後、事故現場では、コスト優先の契約が目立つようになり、危険手当や給与の削減など作業員の雇用条件が悪化。事故後に福島第一に導入された設備類は、保守管理のことを十分考慮していない仮設のものが多い。耐久性のあるものに交換すべきだと東電に提案しても、「予算がない」と却下されることも増えた。コスト優先では、経験豊かな作業員も雇用が安定しないため集まらず、廃炉作業も進まない、と危機感を抱いている。
「東電が民間企業である以上、コストを優先するのは当然。これでは廃炉は遅々として進まない…」
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福島第一原発事故の収束と廃炉のための超長期にわたる危険な作業は、コスト優先であってはならない。「作業員の命や安全が二の次になっている」現状はなんとしても変えなければならない。そのためには、国家や社会のあり方を根本からひっくり返さなければダメ。働く人たちの命や安全を守るためにも、労働組合の闘いが絶対的に必要です。
だから雇用や賃金、安全破壊を許さない労働運動を大きくつくり出すことが求められています。6・9国鉄全国集会の成功をかちとりましょう。
国鉄1047名解雇撤回!
民営化と外注化、非正規化と闘おう! 賃金・雇用破壊にストライキで反撃を!
今こそ国鉄闘争の火をもっと大きく!
国鉄闘争全国運動6・9全国集会
6月9日(日)午後1時 東京・文京シビックホール
子どもたち、働く人たちの命を守る! みんなのよりどころ、ふくしま共同診療所をご利用ください
★当面する闘争スケデュール
★いまこそすべての原発なくそう!全国会議 HP
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