リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2022年5月13日 木下恵介アワー

2022-05-13 16:03:59 | Weblog

 50年前に作成された木下恵介さんの作品を鑑賞。現代モノとは比較にならないほど程完成度は低いが内容は興味深い。時代背景には考えさせられる事もあるが、昔の町並みなども所々で見られて懐かしい。車や電車の旧式ぶりやその時代のファッションにも感銘を受けたりもする。女性が自分の意見をハッキリと口にし出した時代。ウーマンリブなどと言われたのもこの時代か。高度経済成長期で日本全体に活気があったのをこども心に覚えている。木下さんの作品は若い男女間の恋愛ドラマと家庭問題を扱った作品が多いようだ。他人からすれば取るに足らない場合が殆どだが、当人達が真剣に相手に向き合う姿がイイ。自分自身も若い時分にはあんな風にムキになり、親と言い合いをしていたなーなどと思ったりもして。今の時代を生きる若い人々には全く理解しがたい内容ではあるが、昔を懐かしむのに丁度いい。


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2022年5月12日 松本清張

2022-05-12 21:06:54 | Weblog

 ウン十年も前の高校時代、図書館で借りまくって読んだ松本清張・文学。ミステリー作家は数多くいるが、彼ほどの人は他にいない。しばらくご無沙汰をしていたが、25,6年前に久々に凝って新潮文庫や文春文庫を片っ端から買い込んだ。在宅時間が長くなり一冊読んだら続けて読みたくなった。昭和30年代の作品が多く、時代錯誤と思われるものもあるが、それでも面白い! 映画やドラマになった有名作品以外にも力作は多数ある。改めて清張さんの力を見せつけられ、唸りながら読んでいる。


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2022年5月11日 初老のうつ病

2022-05-11 15:38:50 | Weblog

 多方面で活躍していた、伊丹十三さんが自死を選んだのはいつだったか。あの時もかなりの衝撃を受けたが、今回のお笑い芸人・上島竜兵さんの自死にも驚かされた。まさにあの人が、あの人に限ってそんな事はない! タイプの人だったので。亡くなったと聞いた瞬間は急病だと勝手に理解していた。それが自殺だなんてー。何があったのかは当人にしか分からないが、残された身内は堪らない。特に上島さんはトリオを組んでいたので残りのふたりは想像以上にいたたまれない思いでいるだろう。ショックから立ち直れる日は来るのか。インパクトが強かった上島さんー。ファンではなかったが憎めない存在。多くの人から愛された人だったとは思う。生きたくても生きられない人もいる、だから自死するなんてダメ。と、言うのは簡単。私自身も初老の域に入り、相応に気分が落ち込む。彼らの気持ちが分かる! とは言えないが分からないでもないなーと感じている。


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2022年5月6日 山梨・行方不明女児

2022-05-06 14:01:15 | Weblog

 山梨県道志村での女児行方不明事件の続報。幼い子の骨らしきものや靴、靴下、衣類が続々と発見されている。2年前に行方不明になった場所から600メートル先の山の中。それが遠い距離なのか近いのか? 分からないが車で運ばれたと予想されるのだから近い距離なのか? 土の中に埋められていたものが今になって出て来たって事? 不自然のようでもあるが、そんなものなのかも、とも思う。他人の話だからこんな風に言えるが、当事者たちにとってはいたたまれない。当初から悲痛な表情だった(当たり前だけど)母親の顔は一段と暗い。気の毒、と言うよりも見ていられない。幼くして亡くなった本人も可哀そうで堪らない。どうしてこんな事をする変人が存在するのか、と怒りが湧くが。それもまた人間ー、なのだ。


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2022年5月2日 知床観光船・事故

2022-05-02 14:05:57 | Weblog

 観光船沈没事故から早くも10日が過ぎた。沈んでいる船体は確認できたのに引き揚げ作業は難航。遺族たちの気持ちを思うといたたまれない。起こるべくして起きた事故。会社の責任は重大だ。事故から5日経っての社長の会見。聞けば聞くほど呆れる内容で遺族にとっては消えてくれ! と叫びたくなるのも理解できる。どうしてこんな事になったのか、と言えばあんな人がいい加減に運行していたからこうなった、と。自然の前には人間なんて無力だ、とは災害時に繰り返し言われる言葉。今回の事故も自然を甘く見た結果なのだ。海も山もなめてはいけない。いつだれが遭遇するのか分からないのが事故。交通機関には安全第一を! と改めて願う。


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