２００７年２月１６日 冬山

　八甲田山の雪崩の事故は痛ましかった。その生生しさも冷めやらないうちに、次男はワンゲルの合宿に、ダンナは山スキーへと出かけて行った。今年の冬は記録的な暖冬で、山の天候も読みにくいのだろう。ベテランの山男でも誤る。経験の浅い学生ワンゲル達が無事に帰って来るのかいな。何時ぞやの関学の子達の様に、天気を見誤ったとか言って生死の境をうろつくのではないか。考えてもしょーもない事がぐるぐると巡る。憎まれ口ばかりをたたき、一緒にいてもいらつかさせられるだけの相手なのだから放っておけば良いのにね。何だって気になるのか。出かける際のダンナとの会話。「これが最後・・・・。なんちって」「ふたりとも帰らなかったりしてね」「そりゃあ刺激が強すぎる」「そんな事にならない様にあなただけでも帰ってちょ」切実な思いは夢見る山男にどこまで響いたのだろうか。