初動対応の遅れを防災研究第一人者の神戸大学名誉教授が、新聞で語っていた。ど素人の私ですら、感じていた事だから災害危機管理に詳しい専門家は言わずもがなだろう。昨日初めて被災地を見舞った岸田総理。彼らが来る事で忙しい人たちが更に忙しくなるそうだから(現地の人たちが対応に時間を割くのもおかしな話だが)それはそれで良しなのか。見舞う時期はともかく、現場に行かなくても早期に対応出来る事はいくらでもあった。ただ、「被災地で起きている事を把握するシステムが機能せず、国や県のトップがこの震災を過小評価してしまったために水や食料、物資搬入の遅れが出た」とはどういう事なの? 自衛隊・警察・消防の邪魔になるからと経験豊富なボランティアや研究者が駆けつけるのをためらう空気が作られ、後手後手の対応となっている点も指摘。国や県のトップに軌道修正をする気がどこまであるのか不明だが、これ以上の被害者を出さないために何が出来るのかを本気で考えて欲しい。危機管理能力の低下があちこちで見受けられる昨今。国にそれが当てはまるとは思いたくはないが、思わされる事態に陥っているのが現実だ。
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