今まであまり考えた事がなかったけれど、受刑者の2割に何らかの知的障害があるそうだ。そうした人々は当然の事ながら再犯率が高い。犯行の動機も生活が苦しい為をかなりの人が上げている。受刑者の多くは出所しても仕事がなく行き場がない。支えてくれる家族もいない。そうなったら知的障害者でなくても、また何かの罪を犯して安定した生活の入ろうか。と考えるのではないか。ここでの安定した生活たは刑務所の中での暮らしの事。こんな生活を何十年にも渡って続けている人が少なからずいる。この事実は辛い。もっと前向きに! と言うのは易しい。現実に経済的及び精神的に追い詰められたら誰だってどうなるのか・・・・は分からない。悲しいけれど。障害者が出所したときに福祉サービスを受けられる様に今後のセーフティーネットが必要との事だが、これは誰がどうやったらいいのか。専門家に任せるしかないが、こんな人生を送っている人もいるのかと複雑な気持ちを改めて感じた。
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