２００９年５月２６日 放浪旅・ブタペスト

　行き先はヨーロッパ。自転車を相棒に旅を続ける次男坊。旅立って早くも１ヶ月と数日が過ぎた。その間連絡はたったの１回。音沙汰なく２週間が過ぎて一体どうなっているんだか、と思っていた時にメールが届いた。しかしそれのみ。アドレスが分かっているのだからこちらから、って手もあるが送信するのもしゃくな気がして手を打たずじまい。どっちもどっちか。親子だしな。ただ、安否確認は必要なので彼のブログをチェックしている。昨日覗いたところ、トルコ～ブルガリア～ルーマニアと行き着いてブタペスト辺りを走っているそうで。本人はそこらの景色に憧れて行ったから期待どおりの風景を楽しんでいると良いのだが。ヨーロッパに詳しいわけではないが日本の景色とはまるで違うよね。色が綺麗。街並みがしゃれて見える。あの違いは何なのだろうか。彼のように若い時期にあれに触れたらそこに留まりたいと願うかもな。それならそれでＯＫなのだが。暮らす術がないよなぁ。ひとりで生きて行くくらい何とでもなるか。終身雇用制度も崩れつつある日本の現実を見聞きするたび、そんな危なっかしい生き方もいいんじゃない？　などと思う。