2024年5月23日 袴田事件

　死刑が確定した事件の再審は戦後5件目。過去4件で、検察側は死刑を求刑したが無罪となっているために今回の袴田さんも無罪となる公算が大きいとの事。事件発生から58年が経過し、真実を知る人は誰もいなくなったのではないか。当事者の袴田さんのみが知る？　本人は認知症で分からなくなっているようだし・・。ここまで長引く理由は何？　当時の捜査がいい加減だったからなのか？　犯人逮捕に躍起となっていた警察側がでっち上げと言われるような方法で袴田さんを逮捕したから？　昔は冤罪と言われる事件が多々あった。その度に裁判が延々と続く。この長々しい裁判はどうにかならないものか。事件には無関係のものからしても長く感じるのだから、当事者にはどれだけの長い時間だろうか。今回の事件では検察側と当人の代理で姉の秀子さんが闘っている。超高齢なのに凄い！　事案は異なるが拉致被害者家族の横田早紀江さんの姿と重なる。彼女らが生きているうちに（どちらも）正当に解決して欲しいものだ。