analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

EL34PPmono 調整その10

2018-07-03 00:01:43 | MfD‐4 (Mullard)

EL34PPmonoタイプよりstereoタイプの方がDS-3000をグリップしている感じがある件、出力トランスかと思う。今付けてるのはファインメットのノグチFM-45P-5kだが、ソフトンのRX-40-5にしたらどうか。まず、SGタップが同じか調べた。

 

      RX-40-5     FM-45P-5k
               
出力     40W/40Hz   45W/50Hz 
一次インピーダンス   5kΩ     5kΩ  
二次インピーダンス        
UL端子     50%     50%  
周波数特性   6~65kHz     5~40kHz  
一次インダクタンス 最大   640H     430H  
一次インダクタンス 最小   290H        
一次許容DC電流   210mA(二本分)   370mA  
一次許容不平衡DC電流 5mA(2.5mA以内を推奨) 10mA  
一次巻き線抵抗         P1-B 56Ω
二次巻き線抵抗         COM-16Ω 0.16dB
電力損失     0.33dB     0.16dB  
重量     1.5kg        

 

SGタップは同じ50%だった。そしてインダクタンスが違ってた。RX-40-5の一次インダクタンスは最大640H、対してFM-45P-5kのは最大430H。一次インダクタンスが大きい方が低域特性が良いというのを聞いたことがある。ことがある。これか?

 

EL34PPmonoタイプのOPTをFM-45P-5kからRX-40-5に交換してみた。

LchはNFBの配線を忘れたが、そのままにして有り無しで変わるか試してみた。

一聴、力感はそんなに変わらなかった。ただ、低音のボリュームは少し増えた。流石にLchの方が音が大きく、高音がチャキチャキしてる。歪み?そこまでは行ってないように感じる。まだ本領発揮してないと思うが、抜けはFM-45P-5kの方が有り、こちらは音色が単調かもしれない。まあ、もう少し鳴らしてから判断しよう。


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