聴き終わってだが、どうもイメージ的にmonoタイプよりstereoタイプの方がDS-3000をグリップしてるように思う。
ちょっと考えた。いま、某HPでアンプは動作点を合わせることが肝心、みたいなことを言っている。動作点、どこが良いのか?
ちょっと気になっているのがmonoタイプの電源トランスが、電流容量200mAとなっている。出力管カソードの電流はプッシュ、プルとも0.1~0.11Aだったので、ぎりぎりかちょっとオーバーだ。そこでちょっと考えた。カソード抵抗を調整して動作点を変えられるのか?じゃあカソード抵抗って普通はどのくらいなの?
真空管アンプ設計自由自在より、6CA7三結PPでカソード抵抗220Ω、プレート電圧400V
TAP-2タイプ(PP stereo,UL)でカソード抵抗250Ω、プレート電圧435V
TAP-2タイプ(PP mono,UL)でカソード抵抗500Ω×2、プレート電圧401V
ValvesWorldより6CA7三結PPでカソード抵抗250Ω、プレート電圧435V
ラジ技のBW-5k-PPアンプより、6CA7PPでカソード抵抗600Ω×2、プレート電圧400V?
これらを見ると、220~300Ωとそんなに問題無いと思われる。まあ、もう少し詰められるのかもしれないが。
もう一つ疑問がある。ULの回路をネットで探していて、カソード抵抗が10Ωとかいうのが有る。これはどういうことなのか?ULの回路ってネットにないんだよな。後で検証してみるつもり。
6CA7には三種類の増幅方法が有ると思われる。
もう一度真空管設計自由自在を見た。
PP AB1級 (35W)
PP B級 (50Wこの時プレート電流120mA、高電圧で100W)
PP 三結AB1級、(A級も有る) (16.5W)これは那須氏のアンプによく合っている。
この一番目のPP AB1級 というのが出力よりULだと思われる。電流は95mAでまあ、TAP-2タイプと近いのだが、カソード抵抗130Ω、負荷抵抗3.4kΩがちと合わない。
でもこの辺は、TAP-2タイプを結構忠実に再現してるので、上杉さんの考えを尊重し動作点は合ってると考える。
そうなるとあと気になるのはOPT。ソフトンのRX-40-5とノグチのFM-45P-5kの違いだ。RX-40-5のSGタップが何%かとインダクタンスかもしれない。たしかインダクタンスを大きく取れれば低域増強、なんて聞いたかもしれない。ファインメットはその辺苦手なのか?
そもそもこの考えに至ったのは、OPT6Ωで低音出るんなら、三結の方がいいんじゃね?と思ったからだ。
この辺も含めてもう少し検討してみよう。
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