analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

MHのチェック

2021-07-13 00:05:01 | キツい音を取りたい

プリアンプが仕上がったというのにキツい音がまた出てきた。

色々やってきたが、もうアンプでは無いような気がしてきた(←あてにならない。むしろ疑った方が正解に近いことが多い)

 

 

スピーカーのDS‐3000のミッドハイ(MH)ユニット DM‐5072BMを独立で鳴らしてみよう。

 

ネットワークは純正パーツなどを使ってもう一組作成。

念のため、コンデンサーとコイルの容量を測って見た。

 

5.6μのコンデンサーはフォノに使ってしまったので純正を使う。容量は10μほど有ったが段々下がる。

片チャンだがユニットとネットワークだけで例のCDを鳴らしてみると、やはり歪む。

耳をユニットに近付けて聞くと、耳穴の入り口のくぼみで音がぶっつかり合って共振してるような音が聞こえる。

過大入力で「ビー」と「ギー」が混ざった様な音 が付帯する

割れた振動板の歪んだ音、そんな感じ。

ボイスコイルが擦ってたら修理に出そう。

ここは自分ではやらない方が良い。振動板とマグネット(ヨーク)の位置出しにテクニックが要るようだったらお手上げだ。

調整にはマグネットとフレームを固定しなければならない。

NS-690Ⅲの様なスピーカーだったらやってしまうのだが。

振動板やエッジを指で軽く押さえてみる。(←結構キケンです)

割れは無さそうだ。

 

 

そうか、この状態で発振器で信号入れてみよう。

一般的にヴァイオリンの帯域は180~2.2kHz、位らしい。もっと高いと思ってた。まあ、倍音はかなり高いらしいけど。

私の言ってるヴァイオリンの高い音とは1kHz位なのかもしれない。

MHのクロスからクロスの間、1.6kHzから5kHzまで上げていく。

音量注意

https://youtu.be/Mj04IhyO3NY

音量は聴いた感じでCDが歪むときの音量に合わせてみた。

結果は歪まない。

綺麗なもんだった。

どうやらアンプもスピーカーも大丈夫なようだ。

一安心。

試しに下はどこまで出るか?と300Hz位まで下げてみたが音は出る。

 

 

CDプレーヤーをSCD‐XA777ESにしたらならないようだ。少し聴こえるのは録音だと思う。

TU‐878CDか。これの真空管が原因かも。

前も同じことやったが、あの時は自信が無く混乱してたかな。

 

まあ、出たり出なかったりするのでもう少し様子見だ。

 

20210707

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