analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

ラインアンプの低域を伸ばす方法(11)やっぱトランス戻す、Rg調整

2020-06-02 00:04:38 | LfD-1

トランスのF特データを比べ、トランスの実測を行ってほぼ確信した。

(とか言いながらひっくり返る可能性はある)

 

ラインアンプにはNP-126、フォノイコにはTSMを使うことにする。

ラインアンプの方から始めた。

ここで、NFBは出力インピーダンス基準として合わせた。結果2dB程にすると出力インピーダンスが600Ω弱になった。この時のNFB抵抗値は30kΩ。

 

次にプッシュとプルのAC電圧の調整。

Lchは10%程の差が有ったが、上側のグリッド抵抗を300kΩから249.7kΩに交換、二つのグリッド抵抗間の27kΩは24kΩに交換した。これでAC電圧差が2%程に縮小。

画像は交換後、プッシュとプルのAC電圧値。(入力は1Vac)

 

Rchは3%程の差になった。

 

あとはNP-126になったための、OPT一次側のインピーダンス補正の27kΩと100pの復活(下画像右側青丸)、電源電圧調整のためのドロップ抵抗をそれぞれ3.3kΩ→2.7kΩ、75kΩ→68kΩに変更(青赤矢印)。黄赤矢印はNFB用30kΩ抵抗。

 

 

 

 

 

 

20200514

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