プリについて、過去記事を見直して纏めようとしたが膨大過ぎてやめた。
大きく分けて、
コンデンサー出力のプリからOPT付きのプリにした。
OPTの一次側・二次側に色々抵抗を付けた。
電源のチョークを変更したり、位置を変えた。チョークインプットにしたりした。
5687動作点の変更、最適負荷抵抗の計算。
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ハムが取れず、入力周りの配線を変更した。
アースの配線を変更した。
OPTの交換、補正、など。
外してたNFBの復活。時定数の計算。高域の補正。そしてOPT二次側のDCを減らす。
オートバランス回路の変更。初段のカソードパスコンの有り無し、出力段のグリッド抵抗。
これらの事は去年の9月に始まった。
内容の濃い事ばかりで、それ以前の事は、ただ 「回路図を引っ張ってきて組んだだけ」 である。
結果部品、特にトランスの使い方が見えてきた。まだ入り口なのだが。
OPTだが、例えばインピーダンスと許容出力が分かれば使えると思ってた。
それならコアはファインメット、アモルファスが良いじゃないか。
高純度銅線で巻いたコイルが良いじゃないか(マグネットワイヤしか使えない?)。
直流畳重、なんだそれ?
こんなんでアンプを組もうとしてたんだから恥ずかしい。
しかもこれで音質評価なるものをしてたのだから。
日本のマスコミの文句を言ってられない。
主にノイズと低音の改良をしてきた。
実はこの後ずっと鳴らしている。
以前は中音重視で聴いていて、低音は無くてもいいと思ってた。ヴァイオリンがいかに鳴るか。
F特を見るようになってからかな、低音も出なくてはいけないと思うようになったのは。
今のこの音は結構良いところに行ってる。
なんて冷めた言い方をしてるが、ほっとしている。収拾できるか不安で打ち込んでいた。
少し古いレコードが良く鳴っている。
以前は詰まらない演奏と思ってたものが、なるほどこういう風に聴かせたかったのかな、なんて思える。参考に以前組んだアンプも鳴らしたが、ほほえましい。
あとは仕上げがいくつかある。
パワーアンプの入力トランスの二次側の抵抗交換。
プリの5687動作点の変更。
NFB抵抗・コンデンサーの高品位化。
カップリングコンデンサーの交換。
5687グリッド抵抗の交換。
入力周り・初段カソード周り 配線の変更。
いま、いい音で鳴っているのでもう少ししてから始めよう。
20200604