analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

プリアンプを整理しておこう

2020-06-05 00:06:24 | LfD-1

プリについて、過去記事を見直して纏めようとしたが膨大過ぎてやめた。

大きく分けて、

 

コンデンサー出力のプリからOPT付きのプリにした。

OPTの一次側・二次側に色々抵抗を付けた。

電源のチョークを変更したり、位置を変えた。チョークインプットにしたりした。

5687動作点の変更、最適負荷抵抗の計算。

ハムが取れず、入力周りの配線を変更した。

アースの配線を変更した。

OPTの交換、補正、など。

外してたNFBの復活。時定数の計算。高域の補正。そしてOPT二次側のDCを減らす。

オートバランス回路の変更。初段のカソードパスコンの有り無し、出力段のグリッド抵抗。

 

 

これらの事は去年の9月に始まった。

内容の濃い事ばかりで、それ以前の事は、ただ 「回路図を引っ張ってきて組んだだけ」 である。

結果部品、特にトランスの使い方が見えてきた。まだ入り口なのだが。

OPTだが、例えばインピーダンスと許容出力が分かれば使えると思ってた。

それならコアはファインメット、アモルファスが良いじゃないか。

高純度銅線で巻いたコイルが良いじゃないか(マグネットワイヤしか使えない?)。

直流畳重、なんだそれ?

こんなんでアンプを組もうとしてたんだから恥ずかしい。

しかもこれで音質評価なるものをしてたのだから。

日本のマスコミの文句を言ってられない。

 

 

 

主にノイズと低音の改良をしてきた。

実はこの後ずっと鳴らしている。

以前は中音重視で聴いていて、低音は無くてもいいと思ってた。ヴァイオリンがいかに鳴るか。

F特を見るようになってからかな、低音も出なくてはいけないと思うようになったのは。

今のこの音は結構良いところに行ってる。

なんて冷めた言い方をしてるが、ほっとしている。収拾できるか不安で打ち込んでいた。

少し古いレコードが良く鳴っている。

以前は詰まらない演奏と思ってたものが、なるほどこういう風に聴かせたかったのかな、なんて思える。参考に以前組んだアンプも鳴らしたが、ほほえましい。

 

 

あとは仕上げがいくつかある。

パワーアンプの入力トランスの二次側の抵抗交換。

プリの5687動作点の変更。

NFB抵抗・コンデンサーの高品位化。

カップリングコンデンサーの交換。

5687グリッド抵抗の交換。

入力周り・初段カソード周り 配線の変更。

いま、いい音で鳴っているのでもう少ししてから始めよう。

 

 

 

 

 

20200604

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ラインアンプ rp戻した

2020-06-05 00:05:39 | LfD-1

5687の内部抵抗を下げるのは上手くいかなかった。下げた割にはF特が良くならない。低音もいまいち。出力インピーダンスを下げるのにrpを下げるのとNFBを掛けるのは違う事らしい。

 

元に戻した。ラインアンプはNFB2.5dB

5687のRkは1kΩ。Ekは14V弱、Epは263Vぐらい。

 

CDで音を出したが、良いところか。

低音はまあ、もう少し欲しいところだが、その下の地響きが凄い。

長きにわたるラインアンプの検討は、ひとまず終了。結局元に戻った。でも気が済んだ。

色々細かい詰めが有るが、おいおい行おう。

 

 

 

レコードを掛けている。最初はトーレンスで行く。

前のモヤモヤした感じから一転、きりっと、パリッとした感じで鳴る。

こうも変わるか。だが、これがトーレンスの音か?と言われると自信は無い。

久しぶりにメインのEMINENTを鳴らしてみる。

まるっきり鳴り方が変わった。トーレンスは直接音で余韻を出す。ちょっときつめの音かもしれない。

EMINENTは空間の感じで迫ってくる。一音一音はあまり浮き上がらない。

もあーんと空間で鳴っている。

いやいや、トーレンスも健闘してる。

エネルギー感は無いが、結構鳴ってると思う。

 

 

 

 

 

 

20200521

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